堤幸彦の2018日記

空趣味、日記など
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ちょっとした息抜き

2005-12-15 23:30:27 | 日記
ちょっと時間が出来たのでマツナガやいつも撮影ベースにいる記録(オクダイラだ)や現場編集(2本目!撮ったその場で編集!何がたりないか、何が必要か、すぐわかり、役者も映画のタッチがすぐわかる)のスタッフ達と、なんとドライブ
尾道からしまなみ海道(本州と四国をつなぐ素晴らしい海の道)で島伝いに生口島へ
観光ガイドで「たこラーメン」の写真を見てどうしても食べたかったからだ
ごく普通の塩ラーメンにスシネタのようなたこの切り身が数枚
シンプルで郷愁を誘うレイアウト
海道を降りて海岸線に沿って目指す古い商店街へ
まさに瀬戸内海の島といった風情の古い町並みに感動
しかしなぜかこのあたり一帯が木曜定休の店が多く
目指していたお店も休み
がっかり
そのまま商店街をそぞろ歩く
すると開いているすし屋にたこラーメンののぼり発見!
さっそく寿司とたこのてんぷらとラーメンを頂く
う、うまい!
狙い通りのビジュアルと味
堪能
隣の乾物屋で撮影の合間に現場のストーブで焼いて食べるように大量のたこの干物などを購入

そのまましまなみ海道に戻り四国方面
今治市に入ったところでUターン
渦潮を見たかったが高い橋の上からでは見えず
かわりに大きな虹
帰りに生口島でみかんをまたまた現場用にダンボール一箱購入

そして因島の「YAMATOロケセット」横から(ここも定休日)フェリーで尾道
初めて訪ねる尾道
その都市の様相がわかった瞬間から
多くの文学者や映画監督が魅了されていったワケがわかった
世界でも有数の美しいロケーションだ
素晴らしい街だ

とりあえずロープウェイで街を俯瞰することに
その前にロープウェイの入り口に我が社のスタッフの一人がいわく“ありえないうまさのワッフル”があるということで行ってみる
「茶房こもん」
マスターが映画のスタッフだった方でアポなしでも歓待していただく
ワッフルうまい!
いままであまりワッフルがうまいと思ったことがなかったが
ここのはほんとうにうまい!
アイスクリームと組み合わせたものはまさに“ありえない”

そのままロープウェイで山の頂上へ案内していただく
素晴らしい夕陽と遭遇
そして尾道の全てを俯瞰
風は気持ちよく目はうれしい

帰りは歩いて下山
山にへばりつくような特徴的な千光寺
文学の道
すっかり日が暮れる
先日ちょっと失敗したお好み焼きのおいしい店を紹介して頂くべく店に戻る
木曜定休原則はここでも
やっと一軒発見
袖摺りあったマスターの歓待ぶり大いに感動し感謝し別れる
すっかり尾道の印象は最高になっていて・・・

ちょっとレトロな商店街を歩き
ライトアップされた対岸のガンダムのような造船クレーンに驚きつつ
紹介されたお好み焼き
これも偶然だったのだが「トリック」が大好きというマスターの作る巨大な広島“風”お好み焼きは食べ疲れた今日一日を締めくくるおいしさ!

しかしラーメンとてんぷらと寿司とみかんと(めいっぱい試食したのだった)ワッフルとお好み焼きと焼きソバ・・・子供か
反省である


宿舎に戻り
必死でストレッチとダンスで汗を流す
勉強もたまっている
反省である

でもなんだか本当に“癒された”
ちょっとした息抜き














目の前に島

2005-12-15 10:27:00 | 日記
暇があれば宿舎の周りを歩く
40分から一時間
最初は寒いがだんだんうっすらと汗をかく
空気がおいしくなる
昼間は爽快だが
夜はこの辺は街灯がほとんどなくまっくら
しかし目が慣れてきて月明かりで見えるようになる
月はこんなにも明るいものか
昨夜は満月?
月が作る自分の影に「自分ではないもの」を見い出す
風もなく極端に音のない真っ暗な海岸線を歩く
湾を挟んだ遠くの丘の上に宿舎のホテルが光っている
造船所に建造されたばかりの巨大なタンカーのシルエット
綺麗だ
なんて美しい
歩き続けていると“自分の現実”をすっかり忘れる


昼間のシーンだけだと夜は宴会場でスタッフそろって食事
だいたいは鍋
昨日はチゲ鍋
なんだか小さな宴会のようになる

そして明日もがんばろうと思うのだった