きままに・・ 風便り

気の向くまま、足の向くままに日々を綴ります。

倍賞千恵子さんを聴きました ♪♪

2024年09月21日 11時18分58秒 | 音 楽
『 瓶:200㎖・500㎖・720㎖ 』

9月1日(日)迷走台風10号発生中
 日曜日の名古屋でのイベントは、前日中にほとんど中止決定。
そんな事情が有り、ヤキモキしながら中日ホールのHPを何度も開いて確認していました。

当日の午前10時時点で開催決定、午後1時開演のコンサート。
迷走中の台風10号を心配して、倍賞さん達は2日前から名古屋入りしていたそうです。


↑ 名古屋テレビ塔 路上にて
正午頃の空模様です。


↑ 同上 中日ビル6Fよりの眺望
午後12時40分の空模様です。



☆コンサート
最初の歌は童謡「里の秋」。
里の秋の原詩は斉藤信夫さんの「星月夜」(昭和16年発表)だそうです。

今でも1番と2番は作られた当時のままの歌詞。
3番を修正し、4番を削除して現在の「里の秋」が出来上がりました。

彼女の歌唱で、初めて4番の本当の歌詞を知り、その内容に愕然としました。
4番は戦時を反映した詩だったのです。
戦争は絶対ダメです。

倍賞さんは、3番まで普通に歌われました。
ピアノ伴奏が止まり、4番の説明をされて、しばしの間が有り、、、
その後、怒りを感じるほどの激しい歌唱に涙があふれ出ました。
悲しい戦争は絶対ダメです。


9歳で童謡歌手としてデビューするも、、、
レコード会社の事情により発売には至りませんでした。
タイトルは「ひばりの赤ちゃん」、とっても残念な悲しい彼女の思い出。
そのレコードの音がホール内に流れると、なんと元気の良い可愛い子供の歌声か♪
思わず拍手喝采!

ステージは、ただ懐メロを歌うだけではなく、その曲のエピソードを交えながらの歌唱。
なので、聴く側もイメージが膨らみ目頭が熱くなり涙がこぼれてしまいます。


松竹歌劇団に入団後、初めて美空ひばりさんのステージを客席から。
その時、初めて聴いた生歌は「津軽のふるさと」。
倍賞さんの津軽のふるさとを初めて聴きました。

八代亜紀さんとの交流も有り、歌い繋いで行きたいと「舟歌」を歌われました。
もちろん、舟歌も初めて聴きました。
彼女の気持ちの籠った歌唱に感動します。

映画音楽では、ご自身の映画出演の作品が映し出だされ、今だから話せる話題。
ほぉ、、、そんな事が有ったんだぁ、、、会場は感心しきり。
山田洋二郎監督とのエピソード、渥美清さんとのエピソード、高倉健さんとのエピソード、etc.

☆おまけの写真

「弘前 生シードル 200㎖」

会場ではドリンクを1本買わなければいけません。
選んだのはスパークリングワイン、初見&りんご100%にひかれて購入。
飲酒運転になるので持ち帰って美味しくいただきました^^
コンサートが縁で美味しいドリンクを知りました。
出かけていなければ、一生手に取ることはなかったかもです。

後記
倍賞さん歌唱のゲド戦記「世界の約束」を聴きたくてチケット購入しました。
今回は歌われませんでした。
YouTubeにありますので、是非聴いてみてください。

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信州・花の入笠山 ’24 

2024年09月20日 18時30分00秒 | 四季のハイキング
『 唐松林 』
8月26日(月)
超大型台風10号の影響を心配していましたが、ハイキング会より中止の連絡は届かず、、、。
雨の心配をしながらも市駅前に午前7時集合、20分後にバスは発車しました。

途中休憩の駒ヶ根SAでは、大好きな大鹿村の塩クルミ最中と生キャラメル最中を各1つ購入。
岡谷ジャンクションを右折して東京方面へ、諏訪南インターをおりて目的地までは7分ほど。

勾配のある急カーブ道に、蕎麦の花が見ごろの段々畑が見え隠れ、そしてバスは富士見パノラマリゾート駐車場に到着。
少々の休憩を入れて、ゴンドラ乗り場へ。


8人乗りのゴンドラは標高1780mの山頂駅へ一気に上ります。
意外と暑いゴンドラ内にはウチワが2本常備されていますが、、、
個人的に扇子が有れば、もっと快適なゴンドラ。

↑ ゴンドラからの眺望
残念ながら、八ヶ岳連峰にはずいぶん雲がかかり始めてきました。
それでも、この迫力ある眺望にゴンドラ内では感嘆の声が・・・
標高差730mを10分で山頂駅に到着。

ゴンドラを降りて、湿原までの登山道脇にも珍しいお花が咲いていました。
初めて見るお花です。

仙人草の仲間の「草ぼたん」

クルンとカールした花びらがとても可愛い。
とっても小さな花に1匹のミツバチが飛来、足には花粉玉を付けています。
我が家近辺で見るミツバチより大きく、黄色の毛がモフモフしていました。
モフモフミツバチも可愛い^^





山頂駅から入笠湿原までは15分、湿原はすっかり秋の風情です。

↑ 入傘山湿原全体像
やはり迷走台風10号の影響か、雨は落ちてこないのですが見る間にガスが発生。



気温は真夏なれど、初秋の風景が寂しげでありますが…。
なんと!!出迎えてくれたのは、今夏初めてのアサギマダラ蝶。



寂しさは吹っ飛び、蝶好きメンバーのテンションはうなぎ登り。
アサギマダラは人を怖がらず、フワリフワリと近くまで寄ってきます。

エゾリンドウ・白樺

湿原の中央部辺りには白樺林と湿原の花々。
でも、速足のハイキング隊列故に、キチンと狙えず雑な写真で失礼しています。
m(__)m



湿原のお花たち


左上から「イカリグサ」・「アザミとアサギマダラ蝶」・「マツムシソウ」。
右上から「レンゲショウマ」・「ゲンノショウコ」・「ウメバチソウ」。

今までに見てきた「ウメバチソウ」は、数が少なく稀少植物という認識でした。
ですが、この地ではドクダミの如く群生しているのです。

☆お花畑

↑ お花畑の入り口。
湿原を後にして、山頂への道の途中にあるお花畑へ足を進めます。
しばらく歩くと、、、なんと!!生まれて初めて見る植物の姿にビックリ!!
まるで、異世界への入り口のようです。



う~ん、1人だったら逃げ出していたかも、、、。
う~~~ん、これは何? こんなものが存在するなんて、、、
自然界は奥が深い・・・




メンバーの誰かが、早速ググって「さるおがせ」、地衣類だそうです。
空気のきれいな冷涼な場所で、水分と光合成だけで成長。
さるおがせは地球環境のバロメーターになるのですね。




手前からメイゲツソウ・ワレモコウ・ススキ

メイゲツソウはイタドリの近縁種、ベニイタドリの名前もあります。
富士山・南アルプス・八ヶ岳界隈のみに生息。


アザミ・ワレモコウ・サラシナショウマ



ガスが濃くなってきて、残念ながら登頂をあきらめ下山になりました。




帰路のバスの車窓より 於:中央道
遠くの山並みに蓋をするような厚くて大きな雲でした。

※反省
8月の記事ですが、これほど遅い更新になるとは思いもよらず…。
未だ、お花の写真はあるのですが、キリがなくなりますので少々端折っております。
次回が有れば、もう少しサッサッと更新するようにしたいと思います。
m(__)m

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9月のハイキング会 №2

2024年09月16日 07時57分15秒 | 四季のハイキング
『 面の木園地の大天狗 』

9月14日(木) 
天狗棚山頂(1244m)から、面の木園P(1055m)まで下りてきました。
目を引くのは、鎌倉時代から伝承の有る大きな天狗様。
ちょっと、あまり見かけない風貌・立ち姿ではあります。


駐車場で少々の休憩後、ブナの原生林に入って行きます。



まず、苔むす階段を下って・・・


苔むす欄干の橋を渡ります。


橋を渡りきると、ブナ・スズタケ群集標本地に到着。

120年に1度花を咲かせて枯れる「スズタケ」
昨年、この山のスズタケは一斉に枯れてしまいました。

↑ ブナ・スズタケ群集地
黒い線に見えるのは立ち枯れ状態のスズタケです。
スズタケが枯れる前なら、向こう側を歩くハイキング仲間は見えていません。



↑ スズタケの葉
枯れたスズタケの上に、新しいスズタケが芽を出して来ています。
でも、群生化するには数十年の経過が必要。
青々としたスズタケの群生を見ておきたかった~~~



この斜面も、ブナとスズタケの群集地。
ブナ林のいたる所に、生まれたばかりのスズタケの幼い姿を見ました。
今は堆積した枯れ葉色の地面ですが、スズタケが育つ頃は青々とした光景が広がるのでしょう。




☆おまけの写真

フルーツパプリカ:生食可
超甘い津具高原産のミニトマト・熟した赤い実の山椒・オクラ。
道の駅アグリステーションなぐら」で購入しました。

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9月のハイキング会 №1

2024年09月13日 23時26分05秒 | 四季のハイキング
『 山頂の広葉樹 』

9月12日(木)

左側の山の向こうが我が市、山越えで1時間半ほど走り目的地に着きました。
一見、見晴らし悪そうなのですが、植林されていない場所からは眺望が効いて素晴らしいドライブになります。
目的地は、天竜奥三河国定公園 面ノ木園地(1055m)と天狗棚(1240m)。
到着早々は、湿度が高く山中でもムッとしていて汗が流れます。



山頂まで短い距離ですが、メンバーは健脚揃いの速足。
今の私は、急勾配になると「ハァハァ・ハァハァ」息の乱れが…。
山頂にたどり着いて、息を整え深呼吸後周りの様子を眺めると・・・



雷が落ちて真っ二つの姿の樹木。
その時は、すさまじかったのでしょうね、、、。


樹木の木肌には苔がビッシリ・・・
水分を含み美しい苔になっています。





ウットリと眺めてはカシャ!


☆展望台からの眺望

山と山の間に見える平地は設楽町。
午前中は晴天なれど、正午過ぎから雨の天気予報です。
見る見るうちに雨雲が増えて来ました。


下山開始ですが、すみません、つづきます。 m(__)m

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新東名高速道路 上り線

2024年09月10日 22時37分04秒 | ちょっと、お出かけ
『 竹の山 』

9月6日(金)
順序が逆になりましたが、前回の記事の往路編です。



トンネルを幾つか抜けた静岡県。
やけに黄色い竹の葉が目につくのです。今頃の竹の葉は黄色でしたか?
そうこうしているうちに、気が付けば、右も左も竹の山がずーっと続きます。
こんなに竹の山が在っていいの~?????


とにかく、見渡す限り竹の山が幾つも連なります。



黄色の葉の竹に見慣れてくると、、、
深緑は、遠目でも竹以外の樹木と分かります。
ご覧のように圧倒的に竹が勝っています。


普通に緑色の竹も混在していますが、その数は雲泥の差。






でも、1ケ所だけ、まとまって枯れ竹が・・・
あれほどの竹の山の数の中で1ケ所だけです。



ちょっと白っぽい色は仙人草の群生。
今が盛りと、あちこちに絡まって咲いていました。

↑ 霞む富士山頂付近

この季節ですから大気は澄んでおらず、雲も湧いているし視界不良です。
正午近くに、やっと富士山が見えて来て竹の山は消えました。

幾度となく走っている新東名ですが、竹の山には初めて気が付きました。
いつも、ほぼハンドルを握っているのですが今回は助手席。
そんな訳で、新しい発見を見つけたのかな?

※後記
9月10日(火)
今日の午後は、昼食後から所用で三河山間部へ片道1時間余りを走りました。
その道中に竹林が結構の数在ります。
やはり、黄色の葉の竹が多いのですが、枯れた竹林が多いのにも驚きました。

竹の生態に詳しくなく、とても気になりました。
また、おいおい勉強したいと思っています。

訪問先きをお暇したのは午後5時半過ぎ。
とるものもとりあえず車を走らせ帰宅の途に、、、。
なんとも気ぜわしい1日でした。

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