人生第二章 挑戦者

<左半身麻痺の機能回復と生活奮闘記>
脳卒中に倒れ、その後の障害、失われた機能、生活を取り戻す記録

天皇陛下の「お気持ち」の続き

2016年08月09日 20時00分06秒 | 社会・世界
コンパッション

 昨日8日、天皇陛下が「お気持ち」を公表されたビデオメッセージをニュースで見ました。象徴天皇とはどうあるべきか。約11分間の映像には、自身の老いのみならず、人生の終幕後までを見据えて率直に語る陛下の姿がありました。

今日も、天皇陛下の「お気持ち」の事が私の頭の中に浮かんでいました。きっと、私が来年定年を迎える事による、私のサラリーマン生活を振り返って、そして、私のこれからの定年後の身の処し方を考えているからでしょう。

 天皇陛下の「お気持ち」の続き;
今日のニュースでは、宮内庁幹部が「重い内容」とする「胸の内」を穏やかな口調で語る陛下を解説していました。

以下解説の抜粋;

 宮内庁によると、収録は、お住まいに当たる皇居・御所の応接室で7日午後4時半から行われた。当初、立ち会う予定のなかった皇后さまも、「大事なことだから」という陛下の意向を受け、収録を見守られた。宮内庁長官や侍従長ら幹部も立ち会い、1回の読み上げで収録を終えた。皇太子さまや秋篠宮さまには、陛下が内容を伝えたという。

 陛下について、ある側近は「どんなときも泰然とされている」と表現する。皇后さまとテニスを楽しむなど、現在の健康状態に問題はないという。規則正しい生活で、体調維持に努める。70代のころより多い地方訪問をこなすなど、公務に対する積極的な姿勢は年を重ねても変わらない。

 ビデオメッセージで陛下は冒頭、「私も八十を越え、体力の面などからさまざまな制約を覚えることもあり……」と老いの実感を吐露。個人の考えと前置きし、一呼吸置いてから、即位後約28年間の歩みを振り返った。約11分間で7回「務め」という言葉があった。
「(身体の衰えで)全身全霊をもって象徴の務めを果たしていくことが、難しくなるのではないか」「(摂政制度は)務めを果たせぬまま、生涯の終わりに至るまで天皇であり続けること……」。

私は、このビデオメッセージを見て、天皇陛下は、天皇に即位して以来全身全霊をもって象徴の務めを果たして生きてきた事に感動を覚えました。真の人間として社会の弱者の立場を理解してその人達にいつも寄り添って天皇陛下は日本国民を象徴であるとともに世界人類愛の象徴のような「務め」であると思いました。

 天皇陛下の「務め」に比べれば私の仕事は微小な事ですが、自分自身は社会人となって以来、仕事に対する取組みはどうであったか?と考えてしまいました。
私もこれから歳を重ねて行くと体が思うように動かなくなって行きます。これから、定年後は、生活が惰性になりがになりますので、定年後は、今まで以上に規則正しい生活で、体調維持に注意して行かなければとも感じました。
 今回の天皇陛下の「お気持ち」のビデオメッセージは、今までの私の仕事の検証とこれからやってくる私の定年生活に警鐘を鳴らしてくれた思いです。
これから、何が、どんな不幸な出来事が私達を待ち受けているかわかりませんが、希望を持って乗り越えて行きたいです。悪い事ばかではありません。良い事もやってきます。

 「象徴としての天皇」を体現―――陛下の「完璧主義」と歩み
 出典: http://news.yahoo.co.jp/feature/283

<既に80を越え、幸いに健康であるとは申せ、次第に進む身体の衰えを考慮する時、これまでのように、全身全霊をもって象徴の務めを果たしていくことが、難しくなるのではないかと案じています>

 挑戦者

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ”筋トレ”のご夫婦 | トップ | 人間ドックに行ってきました »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

社会・世界」カテゴリの最新記事