ブログ アキマ

80代女性のブログ

大竹しのぶさん、「まあ、いいか」 読んでま~す。

2018-08-04 10:35:50 | 日記
毎週金曜日、朝日新聞の夕刊に掲載されている、大竹しのぶさんの、エッセイ。
華やかな、女優業をなさっている傍らで、家の中では、96才になられる、ご自分のお母様の介護をされている、そんな様子が、時折描かれている。

この日もそうだった。
お母様の健康状態が、あまり、思わしくない。
車椅子を用意した、とある。
医師、看護師、デイサービスの方と、チームを組んで、介護にあたっているとある。(恵まれていらっしゃると思うが)

96才となると、病気をしていなくても、体は衰えてくる。
そんなお母様を、家族が支え、元気づけている様子が、書かれていた。

このひとの、以前の文章の中で、舞台で芝居をやっていて、女王とか、貴族とかの役柄を演じ、終わって、その高揚した気持ちで家に帰り着いた途端に、家族の食事の支度や、母の介護に追われるという、その、落差の激しい自分の姿を書いておられて、その、率直な文章に惹かれ、以来、読ませて頂いている。

豊かな感性で物事を見つめ、しっかりとしたタッチで書いておられる文章は、読んでいて、味わい深い。
女優として、華やかに見えるけれど、悩みや苦労も、おありなのだと思った。

大竹しのぶさん、演技者として、とても、多才な方だと思う。
普段、ふぁっとした、雰囲気の方だが、役を演じれば、気迫に溢れている。
文章も、男っぽい。

益々の、ご活躍をー。