「シャーデンフロイデ」って？

朝日新聞の土曜版に、「悩みのるつぼ」という、人生相談がある。

ある女性からの相談であった。
その人は、華々しく活躍している人、成功を収めた人を見ると、その人が落ちぶれてしまえばいい、という気持ちを持ってしまうという。
それは、自分が幸せな時でも湧き上がるが、不幸だと、尚更加速してしまうという。

そして、そのことに、罪悪感を感じてしまうことを、どうすればいいのか、という相談であった。

このむつかしい悩みの相談であるが、さすが、回答者の評論家の方である。

つまり、その気持ちは、誰にでも、ある。
そう思うだけなら、「普通の人」
それを、ネットに悪口で書いたりすると、「迷惑な人」「悪い人」となってしまうが････。
これを、「シャーデンフロイデ」というらしい。

そして、自分の不幸から立ち直るために、成功者の不幸を願う気持ちは、精神の防御作用であるそうだ。

一連の、安倍総理をたたき、悪口をネットに書く人の心理も、案外ここにあるのかもしれない、と思った。

自民党は強い、安倍１強である。
安倍さんは、最高の権力をお持ちである。

あれ程、悪口で叩いたはずの、夫人とも、相変わらず仲はいいし、優しいし、そして、とても幸せそう････。

こんな人、不幸になれば、いい。
真実なんて、どうでも、いい。
総理の座から、引きずり降ろし、落ちぶれたところを、見てみたい。

私など、何でも安倍さんが悪いと執拗に叩く人を、よく理解できないでいたが、案外、そういう心理の現れであるのかもしれない、と思えた。
これは、私の、全くの個人的見解だが････。

「シャーデンフロイデ」私など、全く初めて聞く言葉。
成程、納得。

人の、深層心理は、計り知れない。