夢のような・・・・

８月１６日。
ケリ美ちゃんと私にとって、２０年タイムスリップした日。

昔好きだった男闘呼組が、１９８８年にデビューして、今年はデビュー
２０周年に当たるということで、記念ライブが大阪であったんです。

といっても、解散してるし４人揃うのは無理なので、高橋和也くんと
前田耕陽の２人だけなんですけど。

会社の先輩に新聞記事に載ってる情報を教えてもらい、
半信半疑で問い合わせてみたらチケットが取れてしまって

ケリ美ちゃんも中学時代に耕陽くんが好きで、そして男闘呼組の曲は
私達の中で今でも伝説となって、今でも胸を打つ存在で。

しかも去年のちょうど一年前の８月１３日、成田くんのライブ＆握手会に
行って、今年もまた男闘呼組のメンバーに会えるなんて

整理番号順に会場に入ると、１００人くらいのキャパのライブハウスでした。
自由席だったので、４列目を陣取り、ワンドリンク制だったのでビールを
買って、開演の時を待ちました。
後ろの２列が「関係者席」となっていたので、まず絶対来るだろうと予想していた
やすともを発見
耕陽の娘のかせいちゃんと、おばあちゃまの小浜師匠まで
そして新喜劇の烏川さんも見えてて。
何度も後ろを振り向いてしまい、何度も目が合ってしまう私達

そして、照明が消え、ついに始まりました
なんと、一曲目からデビュー曲の「ＤＡＹＢＲＥＡＫ」です

か、感動・・・もう生で聞けないと思っていたのに。
二人で顔を見合わせ、「キターーーーーーーーーー」状態。
メインボーカルは和也なので、声も歌い方も当時と一緒で、一気に昔の思い出が
甦り・・・そして２曲目は、「赤ちょうちんでくらせ」という、知る人ぞ知る
名曲で

その後も、「MidnightTrain」、「インディアンの丘で」、
「NEVER　SAY　GOODBYE」、「この夜にすべてを」、「LONELY・・・」など、
デビュー当時の名曲（しかも私好みの歌ばっかり）を連続で
やってくれて、テンション上がりまくりでした

そして、この日耕陽の４０歳の誕生日ということで、サプライズなお祝いが
あり・・・嫁のともこさんがケーキを持ってステージに登場、という

耕陽は照れて嬉しそうな様子で、二人の仲良しぶりも間近で見れてよかった
そして、誕生日で２０周年ということで特別に耕陽のソロコーナーがあり、
１stアルバムの「Carry　on」という名曲を披露してくれました

歌唱力に少し難有りだった当時とほとんど変わらず、下手っぴなままだった
コトが逆に嬉しかったです

このユニットの名前「MIDNIGHT　ANGEL」は、昔、男闘呼組の４人が主演した
映画「ロックよ、静かに流れよ」で、４人が組むバンド名で使われたもの
なんですけど。
私はこの映画が大好きで、過去に一番多く見たであろう映画で。

なのでこのユニット名もすごく嬉しかったし、今回のライブハウスも映画の
中のライブシーンと重なる部分がすごくあって
みんな初めは座って大人しく見てたのに、２列目の女の子がテンション上がって
もうて一人だけ立ってしまう場面も、映画と一緒で（笑）
あと、二人が最後にステージからはける時に後ろの男のお客さんが
「トンダ、トモ、よかったぞ！！」って、二人の役名で叫んだんです
もうーめっちゃマニアックなんですけど、私のツボ突かれまくりで参りました

あとね、和也が「一人男闘呼組」をやってくれたんですよ。
自分のパートはもちろん自分の声、健ちゃんの時は健ちゃんの真似、
昭次の時は昭次っぽく、という風に、マネして歌うのがおもしろくて、
おもしろ過ぎました
２人しか居ないけど、４人居るような錯覚というか、２人でほとんど
成立してました

こうやって書いてて、共感してくれる人が果たして何人いるか分かりません
けど、ここまで来たんでもう全部書いちゃいますけど（笑）

そして宴もたけなわ、シングルから「TIME　ZONE」が来たと思ったらそこから
「MEN`S　BIGI」、「YO-YO」、「そろそろやっか」と、盛り上がり過ぎて
訳がわからなくなって、懐かし過ぎてどうにかなりそうでした

その最高潮の後にひと間置いて、「秋」が・・・これもすごい名曲で大好きな歌で。
ケリ美ちゃんは後で「秋が一番、キた」って言ってました
私の隣の二人組の女子も、その時泣いてました

Ｗアンコールがあって、２時間ちょいのライブが終わりました。

もう、感無量でした

和也は６児のお父さんというだけあって、表情がすごく優しくて、昔のとがってた
時代が嘘みたいで、でも当時の歌を歌う時は攻撃的に煽ったり、変わってない
所もあって、相変わらず素敵な人でした。ケリ美ちゃんと何十回も
「優しいなぁ」と確認し合った程です

耕陽はほんと変わってなくて、服装も水玉の帽子とシャツに半ズボンという、
可愛い格好がすごく似合ってて。顔も全然変わってないから、この見てなかった
十数年というブランクがどっかへ行ってしまったような感じでした。
そしてともこと結婚したことで同じ大阪人になって、身近に感じてたので、
この日でさらに身近に思えてそれが嬉しかったです

烏川さんと写真を一緒に撮ってもらい、続いてともこさんにも声を掛けました
快く応じてくれて、「（ソロの）carry　on、最高でした！」と言ったら、

「あれ、のっけからあかんでしょーほんまに、よかったですか？」
と言いはったので

「ほんまによかったです！（耕陽くんに）言っといて下さい！」て言ったら

「はい、言うときますー（ニコっ）」と返してくれました

可愛かったぁー

そして、今回の二人の新曲のＣＤを購入すると、サイン＆握手してもらえる
ということで、私達は早速購入し、列に並びました。
耕陽はライブの緊張と興奮がまだ収まってないようで、放心状態で
ふわふわしてる様子でした。案の定、私の番に来てサインした後、握手する
のを忘れてました（笑）
私が握手を求めると、「あぁごめん、ボーっとしてた」て

それを見て、私が言おうと決めてたコトは和也に言おう、と。

「男闘呼組の解散の時のショックが、今日で成仏しました。」って言いました。

和也はちゃんと目を見てしっかり聞いてくれ、うなずいて「ありがとう」って
言ってくれました

こちらこそありがとうですよ。色んな葛藤や事務所の壁を越えてこんな最高の
場を設けてくれて。

そして私が誘った時「行きたい」って言ってくれたケリ美ちゃんにも感謝、感謝
でしたあなたが乗ってくれなかったら絶対行ってなかったしね。
この時を経て、一緒に見れて感動を共有してくれてありがとう。



ほんとに、忘れられない一日になりました