ちょこちょこ帳

ちょこちょこした物やおもしろい物を中心に、気が向いた時に更新していきます。

お彼岸。

2008-03-24 12:51:45 | Weblog
23日はお彼岸のお墓参りへ行ってきました。

家族全員と、しかもリスまで・・・
もちろんリスがお墓参りする訳ではなく、お姉のマンションで飼う為に、
引越しすることになったから、です。

車にカゴごと乗せ、そのカゴを乗せる大きな台も乗せたので、
6人乗りの車内はすし詰め状態

うちのお墓と姉のマンションは徒歩圏内なので、お墓参りのついでに
、そして姉の仕事に行く前の時間を利用して。

姉が家を出る時、「カン太は置いていけ」と言ったのは父なのに、
「(マンションに)持ってったらどうや」と言い出したのも父で・・・
どないやねん、みたいな・・・

まずはマンションに荷物を運ぶ手伝いをしました。
私はしつこいようですがまだ姉に対してわだかまりが有り、
マンションの部屋も見るつもりが無かったのに、荷物がかなり多く、
父とトオルと私の3人で部屋まで運ぶことになってしまいました。

決して広いとは言えないけど、小奇麗に整頓された部屋で、
電化製品もばっちり揃えてありました。

父は家で決して姉の生活ぶりの話とか私の前でしないけど、
やっぱり気になるらしく、しばらく興味深く眺めていました。
「ちゃんと洗濯もん干す場所もあるんやな。」とか言いながら。

そして私に、
「どう?憧れる?」
とか質問してきて・・・。

実際目の当たりにすると、一人暮らしの快適さや自由さがすごく
うらやましく、そしてそんな姉がうらめしくもあり・・・

私は今でも姉に対して、認めてあげたいっていう気持ちと
認めたくない自分との葛藤があるのに、
時間が経つにつれ理解を示しつつある父に、軽々しく返事を返す気持ちには
到底なれず、部屋の入り口で私はずっと黙って立っていました。


洗濯機、冷蔵庫にベッド、食器棚、テーブル・・・
予想以上に環境は整っていて、おしゃれに飾られていて、
リッチささえ感じられる程でした。


「お母さんが私とお父さんに内緒で貸してあげたお金で買ったんやろな」
って、思い浮かべたくないけど考えてしまいました。

お金が無いけど何とかしようとする姉を必死で援助した母と、
最後まで反対して抵抗し続けた私。
姉が家を出た直後、
「一応聞くけど、ほんまに援助してへんやんな?
 してたら・・・キレるで。私も出ていくで。」
と言った時の、母は悲しそうな顔をしていました。

普通に考えて、援助してない訳がないと思います。
姉に本当に貯金が無いのも知ってたし、
そんな姉を母が放っておくハズがないし。

でも、これ以上波風立たないように、
「(お金は)出してない」って私にウソをついたお母さん。

ウソのつけない、バカ正直で天然で優しい母が私についた、
最初で最後のウソやろなーって思います。

そんな母にウソをつかせた事も、至らないねえちゃんのせいだと、
非難したくなるけど、グッとこらえてます。


なんか、自分も自分で大人気なかったり、器が小さいからこうやって
いつまでも苛立ってるんやろうなーって思うんですけどね。

こんなウジウジしてる自分を変えていかないと。
なんか楽しみを見つけて、没頭したいです