ゆいもあ亭【非】日常

映画や小説などのフィクション(非・日常)に関するブログ

最終人型決戦兵器あるいは可憐な乙女のポリシーこそ、最終兵器彼女!

2006-09-14 | 映画
最終兵器彼女」を見た。

前田亜季がちせ役である。

わたくし、原作マンガもアニメも見ておりませぬ。

だから、それなりに楽しめました。

でも、きっと原作やアニメ・ファンには批判されるだろうな、と容易に想像できる。

ただ、これまた見ていないけれども、「タッチ」や「テニスの王子様」の劇場版に、観客はいちいち目くじらを立てるのだろうか。たぶん、思わず見てしまう人たちは、納得ずくでその作品を見るのじゃないだろうか。

前田亜季ちゃん、悪いけれども「バトルロワイアル」の時がとりあえずの限界だったのではないかと思っている。可愛くないわけじゃないんだ。でもね。「渋谷怪談」のストリーミング用作品、「リアル都市伝説」だったかな、あれの時にね、このふっくらホッペはちょっと辛いかな、とは思っていた。健気(けなげ)な
女子高生ちせっていうには、ちょっとね、違うかな、という気がする。

声のみの出演だった「コメット☆さん」なんて、アニメキャラクターによく似合った、可愛らしい声だったんだけどね。

実はもう少し期待はしていたんだな。映画化情報はかなり早く聞いていた。わが奉職校に、陸上の練習場面の撮影でオファーがあったからね。結局、その段階からしばらく経ってから完成の噂を聞いたし、実際他所で撮影されたようだけれどもね。

「仮面ライダーJ」の野村佑香(実は彼女はわが奉職校の卒業生)。「ガメラ3 邪神《イリス》覚醒」の前田(姉)愛。そして「学校の怪談」の前田(妹)亜季。彼女らチャイドルは、多くがファンタシーやヒーロー、あるいはSF作品に主演・助演している。それで、わたしの着目するところだったのだが……。

時代は移ろった……。

新たなアイドルは宮崎あおい(「仮面ライダー剣(ブレイド)」)だし、新垣結衣(「Sh15uya(シブヤ・フィフティーン)」)である。

そういうことでは、変わらないのかな、スーパーヒロインがヒロインとなることは。

この「最終兵器彼女」、その翼のキャラクターのイメージ、そういえばちょっと「Sh15uya」の新垣結衣演じるエマにも重なるような気がするなぁ。

そう、実は東映印の作品だし。東映映画って、「ブギーポップ」とか、とんでもないアイドル特撮を時々送り出すよなぁ。

まあ、原作のイメージが……じゃない人は、面白く見られるのじゃないかな。

*もちろん、秋山奈々(「仮面ライダー響鬼」)なんていう子も忘れてはならない!*


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