ハプスブルク家について書かれている本をみていたら、
ハプスブルク家と君臣の関係にある由緒ある伯爵家に嫁がれた
日本人女性のことが載っていました。
日本人女性の名は「青山みつ」さん。
相手は「ハインリヒ・クーデンホーフ=カレルギー伯爵」(*)です。
日本人最初の正式な国際結婚といわれています。
結婚後は「クーデンホーフ=カレルギー光子」と
名乗られていたそうです。
* : 双方とも貴族であるクーデンホーク家とカレルギス家の者が
結婚して領地が合わさり、その子(光子さんの夫君になる
ハインリヒさん)の時代に、
クーデンホーフ=カレルギー伯爵になったとのことです。
光子さんは初代である夫君が亡くなられたあと、
クーデンホーフ=カレルギー伯爵第2代当主となられています。
青山みつさんが東京で結婚されたのが1892年(明治25年)18歳のときで、
1896年に夫君の母国(オーストリア=ハンガリー帝国)に渡られています。
その頃のハプスブルク家には世紀の美貌と謳われた
オーストリア=ハンガリー帝国皇后「エリーザベト(愛称シシィ)」さんが
おられました。
光子さんは観音菩薩のような優しい表情をされています。
エリーザベトさんが亡くなられたのが1898年(60歳)ですから、
西洋と日本の美人二人が宮廷で顔を合わせているかもしれません。
また、光子さんの次男の「リヒャルト・クーデンホーフ=カレルギー」
(幼名:青山栄次郎)さんは汎ヨーロッパ主義を提唱されてEUの基礎を築かれた方で
「欧州連合の父」の一人と言われており、
その母である光子さんは「EEC(欧州経済共同体)の母」と言われているそうです。
大使公邸の小間使いとして奉公していた骨董品屋の三女が、
伯爵に見初められて結婚し、日本を出てボヘミアのロンスペルク城に入り、
華やかなウィーン社交界にデビューする ・・・
おとぎ話のような成り行きですが、双方ともに相当な覚悟がいったことでしょう。
離れて独りで暮らしていますが、
私の家族に今日(1月23日)が誕生日の○○歳になる長女がいます。
☆☆☆ HAPPY BIRTHDAY ☆☆☆
別に伯爵でなくても構わないので、
いい相手にめぐり合えたらと思っています。
・・・・・・・・・・・ ギャラリー 040 (「結婚」に因んだ絵) ・・・・・・・・・・・
ライセンス(3点とも): (パブリック・ドメイン)
■タイトル:花嫁(Bride)
・画家:上村松園(Uemura Shoen)
・制作年:1935年
・収蔵:?
■タイトル:ラガルテラの花嫁(Typical Lagarterans(Lagarteran Bride))
・画家:ホアキン・ソローリャ(Joaquín Sorolla y Bastida)
・制作年:1912年
・収蔵:ソローリャ美術館<スペイン>
※「ラガルテラ」はスペインにある地名で、
この絵の煌びやかな衣装にあるような
刺繍で有名な村だそうです。
■タイトル:皇帝フリードリヒ・バルバロッサの結婚
(The Marriage of Frederick Barbarossa)
・画家:ジョヴァンニ・ドメニコ・ティエポロ(Giovanni Domenico Tiepolo)
・制作年:1752年-1753年
・収蔵:ナショナル・ギャラリー<イギリス>
※タイトルに "バルバロッサ(赤髭)" と付いているので、
この絵の人物はハプスブルク家出身の神聖ローマ皇帝
フリードリヒ3世ではなく、
ホーエンシュタウフェン朝の神聖ローマ皇帝フリードリヒ1世
と思われます。
ハプスブルク家と君臣の関係にある由緒ある伯爵家に嫁がれた
日本人女性のことが載っていました。
日本人女性の名は「青山みつ」さん。
相手は「ハインリヒ・クーデンホーフ=カレルギー伯爵」(*)です。
日本人最初の正式な国際結婚といわれています。
結婚後は「クーデンホーフ=カレルギー光子」と
名乗られていたそうです。
* : 双方とも貴族であるクーデンホーク家とカレルギス家の者が
結婚して領地が合わさり、その子(光子さんの夫君になる
ハインリヒさん)の時代に、
クーデンホーフ=カレルギー伯爵になったとのことです。
光子さんは初代である夫君が亡くなられたあと、
クーデンホーフ=カレルギー伯爵第2代当主となられています。
青山みつさんが東京で結婚されたのが1892年(明治25年)18歳のときで、
1896年に夫君の母国(オーストリア=ハンガリー帝国)に渡られています。
その頃のハプスブルク家には世紀の美貌と謳われた
オーストリア=ハンガリー帝国皇后「エリーザベト(愛称シシィ)」さんが
おられました。
光子さんは観音菩薩のような優しい表情をされています。
エリーザベトさんが亡くなられたのが1898年(60歳)ですから、
西洋と日本の美人二人が宮廷で顔を合わせているかもしれません。
また、光子さんの次男の「リヒャルト・クーデンホーフ=カレルギー」
(幼名:青山栄次郎)さんは汎ヨーロッパ主義を提唱されてEUの基礎を築かれた方で
「欧州連合の父」の一人と言われており、
その母である光子さんは「EEC(欧州経済共同体)の母」と言われているそうです。
大使公邸の小間使いとして奉公していた骨董品屋の三女が、
伯爵に見初められて結婚し、日本を出てボヘミアのロンスペルク城に入り、
華やかなウィーン社交界にデビューする ・・・
おとぎ話のような成り行きですが、双方ともに相当な覚悟がいったことでしょう。
離れて独りで暮らしていますが、
私の家族に今日(1月23日)が誕生日の○○歳になる長女がいます。
☆☆☆ HAPPY BIRTHDAY ☆☆☆
別に伯爵でなくても構わないので、
いい相手にめぐり合えたらと思っています。
・・・・・・・・・・・ ギャラリー 040 (「結婚」に因んだ絵) ・・・・・・・・・・・
ライセンス(3点とも): (パブリック・ドメイン)
■タイトル:花嫁(Bride)
・画家:上村松園(Uemura Shoen)
・制作年:1935年
・収蔵:?
■タイトル:ラガルテラの花嫁(Typical Lagarterans(Lagarteran Bride))
・画家:ホアキン・ソローリャ(Joaquín Sorolla y Bastida)
・制作年:1912年
・収蔵:ソローリャ美術館<スペイン>
※「ラガルテラ」はスペインにある地名で、
この絵の煌びやかな衣装にあるような
刺繍で有名な村だそうです。
■タイトル:皇帝フリードリヒ・バルバロッサの結婚
(The Marriage of Frederick Barbarossa)
・画家:ジョヴァンニ・ドメニコ・ティエポロ(Giovanni Domenico Tiepolo)
・制作年:1752年-1753年
・収蔵:ナショナル・ギャラリー<イギリス>
※タイトルに "バルバロッサ(赤髭)" と付いているので、
この絵の人物はハプスブルク家出身の神聖ローマ皇帝
フリードリヒ3世ではなく、
ホーエンシュタウフェン朝の神聖ローマ皇帝フリードリヒ1世
と思われます。