湯原修一の歓喜悦慶と聊かの慷慨憂愁, etc.

いつとはなしに眠りにおち微風を禿頭に感じて目が覚める。
このような生活に変わったらブログが更新されないかもしれません。

◇ 木のササクレが刺さった小指

2016年01月15日 23時34分03秒 | ちょっとした出来事?
かまれたわけでもないのに(*)
右手の小指にチクッとした違和感があったので見ると、
細い筋になって皮膚が切れているようでした。

  * : 頭にあるこの文節をみて
     「小指の想い出」のメロディーが浮かんだ方は
     団塊の世代ではないでしょうか?
     中学2年の頃に流行った
      私が好きだった伊藤ゆかりさんの都会の大人の歌です。
      ( "好きだった" は "歌" のほうに、より強く係っています)


いつどこで切ったのか、気が付きませんでした。
左手の指で触ってみましたが傷口が開きません。
血も出て来ません。

老眼鏡をかけてよく見ると
トゲのようなものが刺さっていました。

   ※表皮の中を上手に浅く長く食い込んでいます。

これを右手で取るのは至難の業です。
(親指の爪であれば、なんとか掻きだせるかもしれませんが)
左手の親指と人差し指の爪で挟んで抜きました。

木のササクレでした。

  ※回覧文書の上に置いて撮りました。

  何をしていて刺さったのでしょうか ・・・

 今のところ感染症は起こしていないようです。

 ※たかがササクレ一本刺さったぐらいで大げさな、とお笑いでしょうが ・・・


  === Webで調べた俄仕込みのウンチク(傷の化膿に関して) ===
 
   創傷に伴う感染症(創感染)は細菌が傷口に入ったために起きるもので、
   次の何れかの症状があれば「傷が化膿している」ことになるそうです。
       ・傷口の周囲が腫れ上がる(腫脹)
       ・傷やその周囲に痛みがある(疼痛)
       ・傷周辺の皮膚が赤くなる(発赤)
       ・傷の周囲に触ると熱い(局所熱感)

   創感染を引き起こす原因になる細菌として「表皮ブドウ球菌」があるそうですが、
   この菌は人の皮膚に常在している善玉菌で、その名の通り肌の表面に住み
   皮脂をエサにしているそうです。
   そして、皮脂を食べた後、それを脂肪酸とグリセリンに分解して肌を護ってくれて
   いるそうです。
    (ですから、洗顔のし過ぎは却って肌には良くないとのこと)

   創感染になる主なケースとしては次の2つがあり、
   一般的には健康な人であれば一ヵ所に10万個以上の常在菌はいないので
   ①での発症は極めて稀で、②のケースでの発症になるそうです。

       ① 傷+10万個以上の皮膚常在菌 → 創感染
       ② 傷+200個の皮膚常在菌+異物や壊死組織 → 創感染

   異物としてはガラスなどの無機物より木のササクレなど有機物のほうが
   感染源になりやすいそうです。

   つまり、傷が化膿しないようにするためには、
   細菌を除去するのでなく、異物・壊死組織(瘡蓋などを含む)を除く方が大事だ
   ということになるそうです。

  === 以上です (俄なので信憑性に欠けるかもしれません) ===


ということで、
異物の「木材のササクレ」を除去したので、
小指が化膿するというリスクを低減させたことになります。


あとで撮ったものです。


第二関節のところが曲がっていますが(**)、
他に異状なところはありません。

  ** : 私はスマホを持っていないので、
      数年前から言われるようになった
      「テキストサム損傷」ではありません。
          若い頃に負った突き指の後遺症です。