よしみの北秋田市議会だより

合併して4期目の当選を果たした“福岡よしみ”が北秋田市の議会や市民の日常などを紹介します

北秋田市郡の2次医療圏はどうなる・・・30年度から計画改定

2017年05月11日 | 北秋田市政について

 秋田県医療審議会は、平成30年度から6年間にわたる県医療保健福祉計画の策定方針案を承認し、がんや脳卒中、救急、在宅医療等の医療連携体制や数値目標、2次医療圏の設定などについて見直しを進めるとされています。北秋田市民病院の医師不足等が原因で北秋田市、上小阿仁村住民は他の医療圏を利用しているために2次医療圏の設定について秋田県は国の要件となっている、流出患者割合(入院)が20%以上をもとに見直しをはかることにしています。北秋田市郡の流出患者割合は43.9%と大幅に基準を超えていますので見直されることになります。北秋田市民病院の医師確保が遅々として進まないことが医療環境をますます悪化させています。行政の新たな取り組みが求められます。

 

 医師不足がなかなか改善されない北秋田市民病院


一極集中解消は不可能?・・・地方創生は厳しい

2017年05月10日 | 政府・自民党政策について

 報道によると、最新のデータでも、東京圏の転入者の数と転出者の数の差を調べると依然として大幅な転入超過で、東京圏の人口は増加の一途をたどっているとのことです。政府は、一極集中の是正を2020年に解消するとしているのは地方創生の重要目標の一つですが、実現できそうになく目標の見直しを検討するとしています。しかし、地方を魅力あるものにして東京圏から転出させるということは並大抵なことではなく、地方の雇用の増大1つ取り上げても相当の財政が必要です。安倍政権の重要施策の一つ地方創生は実現できるかはなはだ疑問です。今後2020年のオリンピックまでは東京圏のインフラ整備などで大幅な雇用増が求められ転入者が増えることを考えれば、総合戦略の失敗も見えてきます。各自治体の「移住定住の促進」のための予算も足りません。

 

 大都会への転入者は増えるばかりです。有効な政策はあるはずです。


超小型木質バイオマス発電機の利用価値に関心・・・ボルタージャパンの内覧会見学

2017年05月09日 | 北秋田市政について

 さる2日から7日まで、北秋田市で木質バイオマスプラントの研究開発を手掛けているボルタージャパンの内覧会が道の駅たかのすで開かれました。現在、同社は超小型木質バイオマス発電機「ボルター40」の組み立てやメンテナンスなどを行っているということです。今回、道の駅たかのすの屋外設置が完成して、実際の発電開始は今月末とされています。発電機は超小型で、木質チップを原料として電気と熱を同時に作り出す「熱電併給型」で電気だけでなく、温水・温風・蒸気を取り出せる熱交換器として冷暖房や給湯にも利用できるとのことです。北秋田市内は秋田杉の宝庫です。50年杉も多く伐採の時期を迎えていますが、販売するにしても秋田市や能代市では搬送料が高く、収入が非常に低いために伐採するにも躊躇しながら売っている状況です。今回の「ボルター40」は、公共的施設、農業用メガ団地などには経済的で、かつ、地元の秋田杉を効果的(売る人は高く、買う人は安く)に活用できることから期待されます。行政を中心に検討されることを期待しています。

 

 道の駅たかのすに屋外設置され完成した「ボルター40」


3D連携+小坂、北秋田市ははずれ?・・・大館、函館、角館、小坂が函館市で意見交換会

2017年05月08日 | 北秋田市政について

 大館市長は先に、地名に「館」がつくことをきっかけとした3D(大館、函館、仙北市角館)連携関係自治体の意見交換会を、5月19日に函館市で開催することを言明しています。そして、その3市に加えて「秋田犬ツーリズム」を構成する小坂町も参加するとしています。実は「秋田犬ツーリズム」には北秋田市も加わっているはずですが、なぜか外れています。北秋田市が断ったのかわかりませんが理解できないことです。「秋田犬ツーリズム」は観光地域づくり法人として北秋田市も加盟しているはずですが、小坂町が意見交換会に参加して北秋田市は何故参加しないのか不思議に思ったところです。

 

 北秋田市の観光の目玉である森吉山をさらに開発する必要があります。


大館能代空港IC今年中に完成か・・・秋田自動車道の延長で生活が大幅変化予感

2017年05月07日 | 北秋田市民生活

 秋田自動車道の工事が急ピッチで進んでいます。昨年秋に鷹巣ICまで利用できるようになり、北秋田市民は大館、弘前方面が便利になり多くが北へ走るようになりました。しかし、合川地区住民はまだ便利であるとは言えません。ところが大館能代空港ICが完成すると、合川地区は大館、弘前方面が生活圏になるのは確実です。秋田市へ行くよりも近くなりそうです。また、秋田方面へ出かける人は、いったん空港ICを降りて合川、上小阿仁を経由して五城目で再び秋田自動車道に乗るのが時間的に早くなりそうです。現在、森吉地区で国道285号線の工事中ですが、そちらを経由するよりも近いような机上の計算です。そして決定的に早くなるのは、下杉ー新田目間の中断している市道の完成です。具体的な課題となってきました。いずれにしても、空港ICの早期開通が待たれます。

 

 展望台にはこのような紹介がありました。かなり進んでいます。


連休中駐車場がほぼ満杯・・・北欧の杜公園で1日を

2017年05月06日 | 北秋田市内の観光

 皆さんご承知の秋田県立北欧の杜公園は、桜の花が咲き、行楽の季節を迎えた中でゴールデンウィークは多くの来園者がありました。公園内には数えきれない多くの施設があり、来園のみなさんにはそれぞれ思い思いの過ごし方をしていただくような広大な公園になっています。園内の施設を一部だけを紹介しますと、イベント広場、大芝生広場、犬の冒険広場、サイクリング・ジョキング・ウォーキングコース(コースは何コースもあり)、わんぱく広場、なべっこ広場、パークゴルフ場、フライングディスクゴルフコース、野鳥観察舎、オートキャンプ場等々、まだまだあります。1日では決して遊びきれない楽しさを味わえる公園です。当面の主なイベントとして、北欧の杜の春を楽しむ「フローラルフェスタin北欧の杜」が5月20日(土)、21日(日)(10時から16時まで)があります。また、「第10回東北チェンソーアート競技大会」が6月10日(土)、11日(日)に開かれます。どうぞご家族そろっておいで下さい。問い合わせ先は、北欧の杜公園パークセンター(総合窓口)(電話0186-78-3300)です。

 

 北欧の杜公園パークセンター前から森吉山を望みました


いじめ、不登校をなくし、虐待根絶に努めたい・・・きょうは、こどもの日

2017年05月05日 | 政府・自民党政策について

 今日は5月5日、こどもの日です。国内では年々減少する子どもの数、総務省が4日まとめた人口推計(4月1日現在)によると、外国人を含む14歳以下の子どもの数は前年より17万人少ない1571万人で36年連続の減少とのことです。本県の総人口に占める14歳以下の子どもの割合は10.3%で都道府県別では全国最低となっています。日本、とりわけ秋田県はなぜ子どもの数がこんなにも減少したのでしょうか。そして、こどもを巡る環境は厳しい問題が山積しています。いじめや不登校、虐待や殺人被害等々問題は多く発生し悲惨さを感じます。子どもの健やかな成長を願いながら将来の日本を背負ってもらうために育ってほしいものと考えます。そのためには、国連の児童憲章、児童の権利宣言等を通じて子どもの自治意識を育て自立心を育成していくことが必要ではないでしょうか。そして、こどもを戦場に送るような安倍首相の憲法改悪は絶対に避けなければなりません。今日の子どもの日を契機に子どものへの接し方を勉強しなおしたいと思います。

 

 子どもたちの健やかな成長を願い見守っていきます。


桜の手入れを丁寧に・・・目立つサクラてんぐ巣病

2017年05月04日 | 北秋田市内の観光

 桜前線は北秋田市を通過しつつあります。ソメイヨシノが満開がまだというところが少なくなってきました。枝垂桜はまだ頑張っています。八重桜はこれからです。まだまだ楽しみが続きます。その中で、かつては名所であったサクラに目が行き届かず、サクラてんぐ巣病にかかっている木も数か所あります。桜は多くの人が国の花として関心がありますので手入れを怠らず大事に育てていきたいものです。てんぐ巣病はカビの一種が原因で発生する伝染病ですのでそれなりの対策を立ててきれいな桜を維持していきたいものです。

 

 ソメイヨシノの場合、病気にかかった枝は、開花時に葉が出るのが目立ちます。


安倍首相は何のための憲法改悪?・・・憲法記念日の日に考える

2017年05月03日 | 日米安保条約と憲法改悪問題

 今日は憲法記念日、日本国憲法施行70年を迎えました。1931年(昭和6年)から始まった満州事変、日中戦争、太平洋戦争の日本敗戦による反省のなかで、日本国憲法が誕生しました。以来70年間、世界では至る所で殺りく戦争等が行われている中で我が国は、現憲法のなかで戦争による死者は1人も出ていないことは何と喜ばしいことではないでしょうか。そして、憲法第9条をノーベル平和賞にしようとする国際世論が大きくなっているくらいです。こんな中で、安倍晋三自民党政権はこの憲法を「改悪」しようと「いら立ちがにじみ」(秋田さきがけ)だしながら急いでいます。安倍首相はなぜ急ごうとするのでしょうか。北朝鮮のためでしょうか、尖閣諸島のためでしょうか、トランプ米大統領のためでしょうか。現在表面上はこのような情勢化のなかで憲法「改悪」しようとしていますが、安倍首相は、第1次安倍内閣時代から、「戦後レジウムからの脱却」と称して戦後の民主主義を否定し、戦前回帰を強調してきたことは周知の事実です。その流れの中で、教育基本法を改定、憲法違反の「戦争法制」強行採決、「共謀罪」提案、教育勅語・軍人勅諭復活の発言等々まさに戦前を回帰させるような政策をどんどん進めていることに対して日本の未来に危惧を抱かざるを得ません。北朝鮮情勢は深刻です。トランプ大統領の「アメリカ第一」や国連軽視も許されません。安倍首相の「日米同盟」は東アジアに緊張感を走らせています。北朝鮮をめぐる情勢には、挑発に乗らないために何をすべきか。逆に挑発行為を行うのは一層危険な方向に進むものと考えます。現在必要なのは、戦争を避けるために、国際連合のもと平和外交に努めながら平和憲法のもと世界をリードしていくことと痛感しています。平和憲法を暮らしにいかしていきたいものです。

 

 北秋田市合川地区には当時の青年会が建立した記念塔があります。


よかった まず1人配属・・・北秋田市地域おこし協力隊

2017年05月02日 | 北秋田市政について

 北秋田市では地域おこし協力隊の募集(予算では4人?)を行っていますが、このたび、1人目として、1日に「移住コーディネーター」の担当として旧森吉町米内沢出身の米倉信人(のぶと)さんに委嘱状が交付されました。今後、移住・定住の促進活動に従事することになります。米倉さんは、地元出身者であり、これまで東京方面で長く仕事をされてきましたので幅広い人脈を駆使して活躍していただけるものと大いに期待されます。

 

 「米倉さんに委嘱状交付」を報じる秋北新聞(2日付)