秋田県医療審議会は、平成30年度から6年間にわたる県医療保健福祉計画の策定方針案を承認し、がんや脳卒中、救急、在宅医療等の医療連携体制や数値目標、2次医療圏の設定などについて見直しを進めるとされています。北秋田市民病院の医師不足等が原因で北秋田市、上小阿仁村住民は他の医療圏を利用しているために2次医療圏の設定について秋田県は国の要件となっている、流出患者割合(入院)が20%以上をもとに見直しをはかることにしています。北秋田市郡の流出患者割合は43.9%と大幅に基準を超えていますので見直されることになります。北秋田市民病院の医師確保が遅々として進まないことが医療環境をますます悪化させています。行政の新たな取り組みが求められます。
医師不足がなかなか改善されない北秋田市民病院