北秋中央病院跡地に箱モノ建設？・・・財政計画は示さず

　津谷永光市政４年間を検証してきましたが、一応終了して新たに投稿していきたいと考えます。

　今回は、北秋中央病院跡地に計画している生涯学習交流施設（仮称）について問題点を指摘したいと考えます。

　病院跡地は津谷市長が就任した直後に、北秋田市民病院を指定管理者制度によって厚生連に委託するにあたって、①北秋田市は指定管理料を厚生連に支払う②厚生連が北秋田市に支払う納付金（減価償却費+利子の半額）は当面免除する③赤字補てんを当面行う④中央病院跡地を北秋田市が購入することを協定で締結しました。

　病院跡地を購入することはその時点で決まりましたが、「購入して何に使用するのか」は最近まで構想すら示されていませんでした。そしてなお、平成21年12月定例議会の一般質問に対して「行政主体の運営や箱モノは想定していない」と答弁していました。しかしながら、結局計画として出てきたのが箱モノでした。

　市長は、この施設建設でにぎわいを創出するということですがその根拠すら出てきません。建設費も莫大なもの。また一つ北秋田市は大きな負担をつくるのかと不安が増します。