よしみの北秋田市議会だより

合併して4期目の当選を果たした“福岡よしみ”が北秋田市の議会や市民の日常などを紹介します

北秋田市津谷永光市政の4年間を検証する⑭・・・「血も涙もなかった」分限免職(解雇) 米内沢病院職員①

2013年02月26日 | 北秋田市
 公立米内沢総合病院は、平成23年3月31日をもって閉院しました。合併以降は北秋田市と上小阿仁村による一部事務組合による公立病院として運営されてきました。この米内沢病院を民間の病院か診療所に移行と検討してきましたが、結局民間の病院化は交渉不良ということで立ち消えとなりベッドなしの診療所となりました。

 北秋田市民病院開院と並行して無床の診療所化を予定していましたが、津谷市長は1年後の米内沢病院全職員の分限免職を言い出しました。なぜ職員全員を分限免職にしなければならないのか、その理由を米内沢病院労組との団体交渉で説明をせず、「身分保障の約束はない。前管理者のときの計画は過去の話だ」と言い放ったまま、平成22年2月16日の団体交渉を最後に、同労組の再々の団交要求をことごとく拒否し、同年4月以降は希望退職の募集も打ち切って、ひたすら平成23年3月31日付の全員分限免職に固執するばかりでした。労働条件にかかわる件については労働組合から要求があれば、日程を確認して団体交渉を行わなければなりません(行えない場合は日程の再調整をしなければなりません)。しかし津谷市長は団交の要求に対してその返事すら回答しませんでした。これは明らかな憲法、労働基準法違反です。

 その、団体交渉以前に、職員の生活をどう保障するか、責任を持たないまま放置したことに、行政の冷たさを示す状態になりました。(以下次回)

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