北京からの陸路の旅、
今回は、神都とも言われた洛陽へ!
あの曹操もいた、洛陽へ行くことにしました。
洛陽の有名な龍門石窟
前回ご紹介したマイピャオの儀によって、
何とか手に入れた、
片道9時間半の硬座チケット。
チケットは106元、1,300円くらい也
木の椅子っていう噂もあるけど、
「地球の歩き方 中国」に、
切符は乗車後に変更できる、って書いてあるし、
苦痛すぎて耐えられなくなったら、
お金払えばいいんでしょー
という軽い気持ちで硬座苦行を強行してしまったのです。。
こちらが、北京西駅
人多すぎ。
見知らぬ人が、「地図あるよ!1元(12円くらい)だよ!」
って話しかけてきます。ドラクエみたい。
入り口で手荷物検査して、
中に入るとこんな感じ。
き れ い じゃーん!
電光掲示板に、チケットの列車、
T151が表示されてる。
ちゃんとしてる!わかりやすい!
6番ホームに行けばいいわけね。
あー、どんな景色が見えるんだろー楽しみー!
と、ワクワクできたのはここまででした。。
6番ホームの待合室がこちら。
もう、これ、何のカオス?
ってくらい、人がごった返して、
みんなでヒマワリの種やら骨付き肉やらを、
食い散らかすから、歩くと足がバリバリ言うし、
なんかもう、とにかく、
ここにきて雰囲気が一気にやばくなった。
不安に駆られながら、車両を探す。
やっと辿り着いた車両に入ったら、もう絶句。。
みんな、立ってる。
まさか、席、ない? ないの!?
早い者勝ちなわけ!?(中国なら充分あり得る)
と、立ち尽くすこと数分、
ふと目を窓に向けると、座席番号表を発見!
(おっちゃんがコートかけてて見えなかったのです)
チケットと照らし合わせて、
勝手に座ってるおっちゃんに退いてもらって、
やっと座れた、硬座席、六人席の真ん中。
やべ、盗撮したらおばさんに睨まれた。
こんなカオスな状態で、列車は走り出します。
もう、身動きとれないし、切符交換なんて不可能。
(椅子が木じゃなかったのがせめてもの救い)
でも一応、こんなカオスな状態で、乗務員が切符チェック。
こんなカオスな状態で、ワゴンに桶入れて、
骨付き鶏肉を売りにくる。
もう、この環境じゃ、
トイレすら行けないから、飲食は極力控えよう。
それでも、飲み物を売りにくる。
こんな感じで9時間半、
木の椅子じゃないにしても、確かに硬い椅子に揺られ、
北京から洛陽、陸路の旅。
お昼に乗って、夕日みて、夜になる景色を楽しんだり、
六人席と、お隣の四人席とで仲良くなったり、
苦行とはいえ、中国の知られざる魅力を十分堪能できました。
最後に、、
「次は、洛陽、洛陽です」
の放送が流れた後、ラスト30分くらいでの出来事。
六人席で、隣の女の子とおばちゃんが会話を始めたのです。
おばちゃん「ねぇ、あなたも洛陽で降りるのよね。
うちは主人が迎えに来るから、良かったら乗ってく?』
若い女性 「友達が迎えに来てくれるから大丈夫よ、ありがとう。」
おばちゃん「友達って、さっきから電話してる、彼氏かい?』
若い女性 「ただの友達ですよー きゃははー」
え…? 洛陽ってさ、タクシーとかないわけ?
到着時刻は23時、
たしかに、前の停車駅は、
「出口」という看板以外、光が一切無かった。。
わたし、車の迎えどころか、
宿すらとってないんだけど。。
最悪、野宿も想定して、
不安に駆られた30分。
無事下車できまして、
仲良くなったみんなともお別れ。
外に出ると、タクシーどころか、
「うちの宿に泊まってくれよ!」
という客引きが絶え間なく襲いかかって来るという惨事に見舞われ、
これもまた、洛陽無計画旅行の序章ですらなかったのでした。
つづく かも。
つづき:中国陸路の旅 洛陽~龍門石窟の巻
今回は、神都とも言われた洛陽へ!
あの曹操もいた、洛陽へ行くことにしました。
洛陽の有名な龍門石窟
前回ご紹介したマイピャオの儀によって、
何とか手に入れた、
片道9時間半の硬座チケット。
チケットは106元、1,300円くらい也
木の椅子っていう噂もあるけど、
「地球の歩き方 中国」に、
切符は乗車後に変更できる、って書いてあるし、
苦痛すぎて耐えられなくなったら、
お金払えばいいんでしょー
という軽い気持ちで硬座苦行を強行してしまったのです。。
こちらが、北京西駅
人多すぎ。
見知らぬ人が、「地図あるよ!1元(12円くらい)だよ!」
って話しかけてきます。ドラクエみたい。
入り口で手荷物検査して、
中に入るとこんな感じ。
き れ い じゃーん!
電光掲示板に、チケットの列車、
T151が表示されてる。
ちゃんとしてる!わかりやすい!
6番ホームに行けばいいわけね。
あー、どんな景色が見えるんだろー楽しみー!
と、ワクワクできたのはここまででした。。
6番ホームの待合室がこちら。
もう、これ、何のカオス?
ってくらい、人がごった返して、
みんなでヒマワリの種やら骨付き肉やらを、
食い散らかすから、歩くと足がバリバリ言うし、
なんかもう、とにかく、
ここにきて雰囲気が一気にやばくなった。
不安に駆られながら、車両を探す。
やっと辿り着いた車両に入ったら、もう絶句。。
みんな、立ってる。
まさか、席、ない? ないの!?
早い者勝ちなわけ!?(中国なら充分あり得る)
と、立ち尽くすこと数分、
ふと目を窓に向けると、座席番号表を発見!
(おっちゃんがコートかけてて見えなかったのです)
チケットと照らし合わせて、
勝手に座ってるおっちゃんに退いてもらって、
やっと座れた、硬座席、六人席の真ん中。
やべ、盗撮したらおばさんに睨まれた。
こんなカオスな状態で、列車は走り出します。
もう、身動きとれないし、切符交換なんて不可能。
(椅子が木じゃなかったのがせめてもの救い)
でも一応、こんなカオスな状態で、乗務員が切符チェック。
こんなカオスな状態で、ワゴンに桶入れて、
骨付き鶏肉を売りにくる。
もう、この環境じゃ、
トイレすら行けないから、飲食は極力控えよう。
それでも、飲み物を売りにくる。
こんな感じで9時間半、
木の椅子じゃないにしても、確かに硬い椅子に揺られ、
北京から洛陽、陸路の旅。
お昼に乗って、夕日みて、夜になる景色を楽しんだり、
六人席と、お隣の四人席とで仲良くなったり、
苦行とはいえ、中国の知られざる魅力を十分堪能できました。
最後に、、
「次は、洛陽、洛陽です」
の放送が流れた後、ラスト30分くらいでの出来事。
六人席で、隣の女の子とおばちゃんが会話を始めたのです。
おばちゃん「ねぇ、あなたも洛陽で降りるのよね。
うちは主人が迎えに来るから、良かったら乗ってく?』
若い女性 「友達が迎えに来てくれるから大丈夫よ、ありがとう。」
おばちゃん「友達って、さっきから電話してる、彼氏かい?』
若い女性 「ただの友達ですよー きゃははー」
え…? 洛陽ってさ、タクシーとかないわけ?
到着時刻は23時、
たしかに、前の停車駅は、
「出口」という看板以外、光が一切無かった。。
わたし、車の迎えどころか、
宿すらとってないんだけど。。
最悪、野宿も想定して、
不安に駆られた30分。
無事下車できまして、
仲良くなったみんなともお別れ。
外に出ると、タクシーどころか、
「うちの宿に泊まってくれよ!」
という客引きが絶え間なく襲いかかって来るという惨事に見舞われ、
これもまた、洛陽無計画旅行の序章ですらなかったのでした。
つづく かも。
つづき:中国陸路の旅 洛陽~龍門石窟の巻