松井光夫さんの写真展「サガリバナ 沖縄 可憐な夜の花」の第2回目のプリント校正が行われました。第1回目の校正は4切りサイズに伸ばしたプリントで行いましたが、これを元に2回目は実際の展示サイズプリント(B1サイズ、全倍サイズ、半切サイズ)にて執り行われました。先ずはワイズクリエイト社1階の40型蛍光灯を色判定蛍光灯に取り替えて色誤差がなくなる様にセッティングすることから始めました。更にホワイトスチレンボードの上に完成プリントを置き、初校時の指示書が貼られた4切りプリントとオリジナルポジと見比べ校正を進めて行きます。正直な感想は「指示の通りかなり良く仕上がっている!」でした。ただ中には指示前のプリントの方が質感描写が良くて最初に戻すものもありましたが、2枚の焼き直しで済みました。いや〜っ、それにしても手の平サイズほどのサガリバナがB1サイズ(1030x728mm)まで相当に拡大プリントされても、ピントピッタリ、ブレ無し、構図良しなのにはビックリです。露出倍数が掛かる接写撮影をこれほど迄に完璧に写真表現する松井光夫さんに改めて感嘆でした。だって決して取り回しの良いとは言えない大判カメラで深夜に撮影しているのですから(もちろんその分描写力は最高)。写真展が本当に楽しみですね。
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