大判カメラ日記。

ワイズクリエイト オフィス・木戸嘉一のブログです。

松井光夫さんの写真展はがき再校正でも校了ならずに再々校正を依頼。

2016年11月11日 | 写真展

松井光夫さんの写真展「サガリバナ 沖縄 可憐な夜の花」の写真展案内ハガキの再校正原稿が上がって来ました。初校原稿よりかなり良くなったと思うのですが、未だ黒の締まりが完全でなくて白と赤のサガリバナの立体感が弱く感じます。更に水の中の倒木がやけに青っぽくて不自然な感じなのです。試しに色判定用のM5フィルターを足したところポジに近くなる感じですが全適用するとサガリバナの白部分にまで影響がでそうですよね。松井さんにも見て頂きましたがやはりお気に召さないようでした。そんな訳で印刷会社にお願いして再々校正をすることにしました。写真展案内ハガキひとつ作るのも大変なのですよ。また写真展で展示する作品選定についてもう一つお話します。先ず写真展を開催するギャラリーよりレイアウト図を入手して、どの位のサイズのプリントが何枚展示できるかをシミュレーションします。イラストレーターソフトで縮尺壁面を作り、やはり同縮尺のプリントをどの様に配置するかを松井さんと一緒に検討するのです。幾つかの配置パターン図が出来ましたが最終的には松井さんが選んだパターンでスタートしました。また写真一番下の配置パターン図を見て頂ければ、大きいプリントからB全サイズ〜全倍サイズ〜半切サイズとなり今回の写真展は3サイズのプリントを展示することがお分かりになるはずです(白罫は挨拶文)。さて、次は2回目のプリント校正と写真展図録の制作が控えていますがその様子はまたこのブログで・・・・。

大判カメラ体験記
清水 実
ワイズクリエイト
大判カメラマニュアル
木戸嘉一
ワイズクリエイト

最新の画像もっと見る

コメントを投稿