大判カメラ日記。

ワイズクリエイト オフィス・木戸嘉一のブログです。

界隈撮影会の後に届いた努力の作品。

2016年01月27日 | 撮影

昨年末の本郷界隈撮影会、新年の谷根千界隈撮影会両方に参加されたYさんより写真入りハガキ2葉をお送り頂きました。また先日の日本リンホフクラブ定例会時にもA4サイズに4枚の写真がレイアウトされたプリントを2枚(8写真)を頂戴しました。これら合計10点の作品を拝見しただけでYさんの写真の腕前がわかります。それはそうですよね、Yさんはある写真雑誌が主宰する大きな写真賞を受賞した人なのですから。1枚1枚写真を拝見していると「あれっ?」と気付きます。あの撮影会の時は「こんな光線状態だったかな?」との疑問が湧いてくるのです。分かりました!そうなんです、Yさんは撮影会が終わった後、日を改めて同じ場所に行って写真を撮っていたのです。谷根千界隈撮影会時の撮影スポット「夕焼けだんだん」に到着したのは13時過ぎでした。Yさん曰く「夕焼けだんだんと言うくらいだから夕焼け時に撮影したかった」と、夕陽が差す谷中商店街を見下ろす夕焼けだんだんを撮影し直していたのです。また、本郷界隈撮影会の時も「撮り残した写真があったから」と再訪しています。写真の上手い人は確かに才能もありますが、忘れていけないのは努力ですよね。1回で良い写真を撮影するのではなく何回も足を運んで自分のイメージする写真をモノにするのが上手い写真家だと思います。因みに両撮影会にゲスト参加した写真家の石田研二さんもYさんと同じ様に撮影地を再訪して作品を作り上げています。3月開催予定の「向島界隈撮影会」には石田研二さんも参加され、Yさんも都合が付けば参加したいと言っていました。撮影会の時にはこんな2人の動向に注目するのも写真上達の秘訣かもしれませんね。(Yさんや石田さんの作品を見ていると、誰かが言っていた「界隈シリーズ写真展」を開催したくなりますね)

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