大判カメラ日記。

ワイズクリエイト オフィス・木戸嘉一のブログです。

1時間もの虹に迎えられるワークショップ。

2012年10月14日 | 撮影

ホテルを出発すると直ぐに虹の存在に気付いた。虹はこれから行く栗駒山方面の空にくっきりと掛かっていた。今まで幾つもの虹を見たがどれもぼんやりしていたり、直ぐに消えてしまうものだったが今日の虹は違っていた。いくら走ってもその輪郭を露にし何時までも掛かり続けていた。ある時は確かに虹の橋の下を通り過ぎた事を認識したが、虹は更に逃げるように前方に掛かり続けた。それは栗駒山の手前まで続き時間にして1時間にも及んだ。正直言って一生で見る虹をこの日で見てしまった様だ。そんな訳で栗駒山に着いて時には一面にガスが立ちこめ栗駒山をより幻想的に演出していた。絶好の撮影条件でワークショップ参加者は興奮を隠しきれずに被写体にカメラを向ける。きっと良い写真が撮れたと確信した。昼にはガスが消え本来の風景を取り戻したが、これも新たな被写体として各々お気に入りの被写体を見つけてシャッターを切り続ける。ここでも良い写真が撮れたと確信する。今回のワークショップは紅葉こそやや早かった様だが、天候などその他の条件はベストだった。最終日の今日は果たしてどうなるか・・・期待したい。