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若き日のエレーヌ・グリモー名演集

2014-05-08 07:26:01 | クラシック音楽
エリーヌ・グリモー 名演集(5枚組)

Helene Grimaud: The Piano Collection
1969年フランス生まれ21歳でアメリカ在住【Wikipedia】

ラフマニノフ (作曲), ショパン (作曲), シューマン (作曲), ラヴェル (作曲), ヘスス・ロペス=コボス (指揮)他

 エレーヌ・グリモーのレパートリーは、当初から出身地のフランスもの(たとえばラヴェルなど)の枠を超えて、ドイツ(シューマン、ブラームス)、ロシア(ラフマニノフ)などの演目を積極的にとりあげ、コスモポリタニズムを目指してきた。それを知ることができる以下は初期のDENONへの収録で、グリモー15才~22才の記録である。

 その後、所属レーベルがかわり新盤が陸続としてあらわれたので、旧盤扱い、非常な廉価盤ながら、天才ピアニストとして登場し自身のピアニズムを模索していく過程を知るという意味でもこの価格なら文句ない買い物である。【Amazon】


<収録情報>
◆ラフマニノフ
・ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調op.36(1985年7月)
・練習曲集「音の絵」op.33(同上)
・前奏曲嬰ト短調op.32―12(同上)
・ピアノ協奏曲第2番ハ短調op.18(1992年6月)※
 → ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番、ラヴェル:ピアノ協奏曲

◆ブラームス
・ピアノ・ソナタ第2番嬰ヘ短調op.2 (1988年11月)
・ピアノ・ソナタ第3番ヘ短調op.5(1991年12月)
・6つのピアノ小品op.118(同上)

◆シューマン
・ピアノ・ソナタ第1番嬰ヘ短調op.11(1987年8月)
・クライスレリアーナop.16(1988年11月)
→ シューマン:クライスレリアーナ

◆ショパン:バラード第1番ト短調op.23(1987年8月)
◆リスト:ダンテ・ソナタ(巡礼の年第2年「イタリア」S.161より~ソナタ風幻想曲「ダンテを読んで」)(同上)
◆ラヴェル:ピアノ協奏曲ト長調 (1992年6月) ※
→ ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番、ラヴェル:ピアノ協奏曲 

※ロペス=コボス(ヘスス) 指揮:ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団




若き天才が
こうして実際演奏に録音に活躍なさっているのですから
いくら古い演奏家が好きと言っても
それはそれ!

グリも~さんの
ブラームスのピアノソナタ第2番第3番
滅多に聞くことのない曲ですが
かなりお洒落で泥臭いドロドロ重い演奏とは無縁のような気がします
こんな頃からブラームスが好きなのであの2曲の協奏曲があるのでしょう。

ショパンではバラードの1番弾いてらっしゃいますが
はち切れんばかりのみずみずしさが表現された
こんなショパン滅多に聞けないかも!

新しい演奏家が育っていることに
大きく感謝したいと思います!

Kakishima