クラシック好きです

交通事故でC3.C4の四肢麻痺になって
障害者施設から在宅生活に戻れた日々の出来事

自立生活するまでの目標

2011-03-12 14:23:42 | ふと感じること
四肢麻痺障害者が自立するにおいて
必ず必要なのが介護してくれる人


【自立するために越えるべきハードル】


わたしと同じような症状の人でマンション借りて
バリアフリーにリフォームし2交代で介護してもらっているようです

それも常に10人ぐらいで回しているとか


普通に考えると
行政が派遣してくれるヘルパーさんがいて
自分で雇う介護士さんがいて
お風呂介護は二人が手伝いながら
ベッドから車イスへの移乗もできれば二人で
いざというときは吊るすやつを使って

等と考えています


時には空気のごとく目立たなく
会話したいときはよく聞いてくれて
時おり美味しい料理を作ってくれる

そんな介護士さんをどうやって集めるかだけが
経験なくてみえません。


介護士さんが決まったら
きっちり体位交換や箸使い覚えてもらって
快適に暮らせるようになりたいですね


そんな出会いがあることを望みつつ


きっと仕事自体が楽だと想像できるので
オープンカフェと仕事をつなぐことができないかを考慮中


オープンカフェは
小さいログハウス風お店と屋外テーブルでやるか
しっかり立ててライブも出来るようにするか


などと
夢は膨らむばかりです



夢見る
yozame

AライフSS物語其の14 之2

2011-03-12 11:23:10 | 日記
さて裁判証拠集めです
こんなとき四肢麻痺は集めるだけでも大変です。

【施設の投書箱を使って証拠集め】

まず最初にパンフレットで
「自宅生活に戻られるようにできる限りの支援をいたします」

見つけて
死ぬまで出られないだろう発言は却下



次が
のち問題になる投稿による証拠集め

小児麻痺M投稿
「食事不味いといってたら施設追い出されると言われましたが本当ですか?」

翌月
施設長T
「不味いと言っても問題ないですが公共の場で不味いと騒げば施設出ていってもらうこともあります」

簡単に2件めの証拠集め完了
ついでに投稿したわたしの投稿が施設長を怒らせたようです

「利用者の気持ちを理解できない施設長は人間失格ですね!」

翌月
施設長T

「心にとめておきます」・・・・だったかな~?



その後
【第二回yozame追い出し会議】

理由は

「投稿で施設長を侮辱したから」

(あひや~?)驚嘆♪


ちょっとだけ説明しますが
この施設長のように文章読んでくれない人がいたら困るので

利用者が不味いと発言したらそれを真摯と受け止め
利用者がより快適に過ごせるように施設を改善していこうと考えるのが
正しい施設長のあり方でしょう
なのに
利用者のほとんどが不味いといってる食事をMさんが代弁してるのだから
しっかり腰を落として聞くべきであろう

と言うことを

利用者の気持ちを~

文章の中に込めました


あまりにも馬鹿馬鹿しい理由で追い出そうとしてる施設の人って
本当にバカなのかもしれません

この時の会議は
兄が面白がって

「無記名投稿なのになぜ投稿者がわかるのですか?」
「もしかして選択して都合のよいものだけアップしてるのですか?」

施設長T

「一度だけ部下を守るため無視した投稿はあります」

(栄養士宛の「やる気のない栄養士はいらないね」のやつらしい)


この時の要望こそ
栄養士はしっかり聞くべきだと思います
内容は

お肉が固くて食べられません
お肉がぱさぱさです
時々水のような牛乳が出ます
魚臭くて食べられません
等々

沢山出てました


二度めの会議も
yozameを追い出すまでには至らなかったようです


その後
介護士との衝突はほとんどありません
一年も生活すればできる人はできる
できない人はできないので出来るだけ近づかないようにお願いして

上の人とは
ちょこちょことぶつかっている程度だったかもしれません

何度も言いますが
上がバカだと施設は救えません



yozame

AライフSS物語其の14 之1

2011-03-12 10:12:39 | 日記
Aライフでの生活は今までの様に徐々に殺伐になるのかと思いきや
職員の中でも私に賛同してくれる人が多くて助かりました

四肢麻痺の脊髄損傷のわたしが
介護職員に無視されたらあっという間にへこたれるかもしれませんが
そんなことはなく、わたしとぶつかった職員は2階の係りに代わっていきました

広めの部屋と
部屋の前が広めのロビーで

時おりやって来る見舞い客や
弁護士との打ち合わせや設計士との打ち合わせなどで
重宝させていただきました。


飯が不味かったことと
レベルの低い職員を無視できれば

でも
こうやって2つの施設を体験できたのも
よい経験だということにしておきましょう。


【AライフSS二年目】

要領を得たので
事務の女の職員に頼んで利用者投稿箱の設置と
それを毎月張り出す約束を取り付けました


進行中の裁判の証拠集めに使えそうだからです。

(ここの施設の食事が本当に不味いという証拠集めですが、のちのちいろんな証拠集めに使えました)

二年目は施設長も変わり
少しはよくなるかと思いきや

似たり寄ったり!

同じ会社ですから駄目な次はだめでした。



投稿箱には期待通り
食事の不味さを訴えるのが一番多かったのですが
栄養士は対応できないようで
10人分くらいの要望書をひとまとめにして

栄養士のおばちゃんの返信は

「給食センターに要望だしておきます」

返答が張り紙に出てたので


翌月の投稿で無記名ですが

「やる気のない栄養士なんて要らないね」

書いて投稿したのに
それの返事は何も載ってませんでした


こんな感じで
裁判資料で

「わたしにとって施設生活なんて到底耐えがたいところです、飯も不味くてほとんど食べられないし、実際一度追い出されるかどうかという会議を開かれました」

そんな資料を出すと
相手側弁護士と保険屋は施設に調査員送り込んで反論調査書出してきます

施設長談

「当施設から退施設した人は過去5年で22人うち20人が死亡ですので普通出られません」
「ほとんどの方は亡くなられるまでゆったり暮らせるように建てられた施設です」
「施設を追い出すなんてことは絶対ありません、例え追い出しても行くところがないでしょう?」

そんな談話が
証拠書類として上がってきたので

その資料を施設長に渡して
変なところを訂正してほしいと頼むと

施設長T

「わたし読めませんから」

(は~?)

施設長T「裁判出るのは構いません!」

(あんだ~?)
(今までにない対応の仕方普通に書類読んで明らかに変なところを修正して糒だけなのに)


後で理由は
本当に細々した文章が読めない施設長ということが判明するまで
わたしの疑問符はつきっぱなしでした。



yozame