クラシック好きです

交通事故でC3.C4の四肢麻痺になって
障害者施設から在宅生活に戻れた日々の出来事

AライフSS物語其の14 之1

2011-03-12 10:12:39 | 日記
Aライフでの生活は今までの様に徐々に殺伐になるのかと思いきや
職員の中でも私に賛同してくれる人が多くて助かりました

四肢麻痺の脊髄損傷のわたしが
介護職員に無視されたらあっという間にへこたれるかもしれませんが
そんなことはなく、わたしとぶつかった職員は2階の係りに代わっていきました

広めの部屋と
部屋の前が広めのロビーで

時おりやって来る見舞い客や
弁護士との打ち合わせや設計士との打ち合わせなどで
重宝させていただきました。


飯が不味かったことと
レベルの低い職員を無視できれば

でも
こうやって2つの施設を体験できたのも
よい経験だということにしておきましょう。


【AライフSS二年目】

要領を得たので
事務の女の職員に頼んで利用者投稿箱の設置と
それを毎月張り出す約束を取り付けました


進行中の裁判の証拠集めに使えそうだからです。

(ここの施設の食事が本当に不味いという証拠集めですが、のちのちいろんな証拠集めに使えました)

二年目は施設長も変わり
少しはよくなるかと思いきや

似たり寄ったり!

同じ会社ですから駄目な次はだめでした。



投稿箱には期待通り
食事の不味さを訴えるのが一番多かったのですが
栄養士は対応できないようで
10人分くらいの要望書をひとまとめにして

栄養士のおばちゃんの返信は

「給食センターに要望だしておきます」

返答が張り紙に出てたので


翌月の投稿で無記名ですが

「やる気のない栄養士なんて要らないね」

書いて投稿したのに
それの返事は何も載ってませんでした


こんな感じで
裁判資料で

「わたしにとって施設生活なんて到底耐えがたいところです、飯も不味くてほとんど食べられないし、実際一度追い出されるかどうかという会議を開かれました」

そんな資料を出すと
相手側弁護士と保険屋は施設に調査員送り込んで反論調査書出してきます

施設長談

「当施設から退施設した人は過去5年で22人うち20人が死亡ですので普通出られません」
「ほとんどの方は亡くなられるまでゆったり暮らせるように建てられた施設です」
「施設を追い出すなんてことは絶対ありません、例え追い出しても行くところがないでしょう?」

そんな談話が
証拠書類として上がってきたので

その資料を施設長に渡して
変なところを訂正してほしいと頼むと

施設長T

「わたし読めませんから」

(は~?)

施設長T「裁判出るのは構いません!」

(あんだ~?)
(今までにない対応の仕方普通に書類読んで明らかに変なところを修正して糒だけなのに)


後で理由は
本当に細々した文章が読めない施設長ということが判明するまで
わたしの疑問符はつきっぱなしでした。



yozame
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2 コメント

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写真 (PINKNOTE)
2011-03-12 20:32:17
施設の食事をカメラで撮影して証拠として提出してはどうですか?

コレを食べれますか?って感じで。
あなたの感じ方、味覚の問題でしょみたいに言い逃れされたりしませんか?

というか、施設の食事は職員は食べないんですか?

患者さんの食事と職員ってだいたい同じで制限ないひと以外、その他キザミとかミキサーとか。肝臓食、心臓食など疾患別になってるんじゃないんですか?
一般食は職員も同じかと思ってました。
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職員の食事 (yozame)
2011-03-13 07:22:53
ほとんどの人は家から弁当で
そうでない人も
外から嬉しそうに弁当やカップ麺買ってきたりします

夜勤の人だけ
ケンショク?とかいって
晩飯を食べてるようです

最初の頃は決して不味いとは言いませんでしたが
そのうち本音がポロポロと

裁判には
わたしがほとんど施設の食事を口にしてないという、摂取カロリー表をだしたりしました。

写真は
いつか役に立ちそうなので撮ろうかとは思いましたがその辺が四肢麻痺の不便さかも
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