「キャンプ行」より
白雲とんで青い空
行こうじゃないかリュック背負い
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これは、「キャンプ行」という歌の歌詞です。
しかし、ほとんどの人は知らないはず。
栄光学園のかつて歌集「Let' Sing Together」に載っていた歌なのですから。
栄光学園には、創立当初から、この歌集があり
遠足や海・山のキャンプ、生物部の合宿など、いろいろな場面で歌って来ました。
白い紙に向かって、さて何を書こうかと思っているときに
ふと浮かんだのがこの歌の一節。
でも、ほんとうにこの通りなのかと思って、
古い「Let' Sing Together」を探し出して調べてみたら、
なんと「青い空」は「黒い嶺」でした。
記憶ってあてになりませんね。
ぼくが中1の時に配られ、高校を卒業するまで使った「Let' Sing Togather」。
リュックなどに入れて持ち歩いたので、もうボロボロになっています。
生物部の合宿などでは、山小屋(栄光ヒュッテ)で、ランプを囲んで
ここの載っている歌を最初から最後までみんなで歌ったこともありました。
懐かしい本です。
メロディーは、ドイツ民謡とあります。
初代校長や副校長などがみなドイツ人だったので
自分たちが歌っていた歌に日本語を歌詞をつけたのでしょう。
日本語の歌詞を書いている殿村秀雄先生は、創立期の国語の先生です。
繰り返しの「ドンドン、ドンドン、ディリ ディリ ドン ディリ ドン」
は、きっと原語のままなのでしょう。
ここでハモるのですが、その和音がとてもきれいで
歌っていて、いつも酔っていたものです。
「行進曲風に」と指定がありますが
ぼくらは、ゆったりと歌っていたような気がします。
ドイツ人は、行進曲風が好きなんでしょうかね。
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せっかく書いたので、あと3点。