尾崎放哉「何がたのしみに生きてると問はれて居る」
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ぼくは放哉ほど、苦悩もしていないし
世を捨ててもいませんが、
なぜか、ぴったりくる句があります。
最後の「居る」は
「座っている」の意味もあるので、
ここでは、
「何をたのしみに生きているの? と聞かれたが
答えずに、ただ黙って(座って)いるよ。」という意味かも。
放哉の句にはこの「居る」が多いようです。
あと、2枚。
いずれも、先日撮った庭の雨。
■本日の蔵出しエッセイ 幸福の目盛り(4/37)