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新型コロナウイルス 国別・日別「死亡者数」と「人口あたり死者数」一覧(2022年8月10日現在)

2022-08-12 18:52:53 | COVID-19 世界状況

COVID-19 Deaths and Number of Deaths per 100 Million by country and day, As of August 3, 2022

『 世界の主要地域別・死者数の推移 / COVID-19 Deaths by major region 』

世界全体の「死亡者数」は。2022年1-2月期に記録した急激な増加はなく、穏やかな増加に留まり続けています。 現在、感染拡大の中心地となっている、日本や韓国などでの死亡者の増加が世界全体での死亡者数増加の要因になっています。一方、感染者数の減少に成功している主要な欧州各国では、死亡者数の減少は達成できておらず、世界的に少なくない人々が亡くなり続けています。
また、地中海東部に位置する各国、イタリアを始めギリシャ、キプロス、そしてクロアチアやモンテネグロなどの バルカン半島諸国では「死亡者数」が拡大し続けており、今後の感染被害拡大が懸念されます。
 
■ 日本や韓国によって、世界の死亡者数が増加しています
■ Global death toll is rising due to East Asian influence

 


更に懸念される地域はオセアニア諸国です。オーストラリアとニュージーランドでは 高い【死亡密度】(人口あたりの死亡者数)が4ヶ月以上続いていますが、行動規制の導入など目立った政策は無く、当分、この深刻な状況が続きそうです。そして、それ以上に懸念されるのが、同じオセアニアの ミクロネシア連邦とマーシャル諸島で、世界的も最も深刻な【死亡密度】を記録しており、明らかに深刻な事態に直面しています。これと同様に、カリブ海諸国のバルバドスでも深刻な【深刻密度】を記録しています。
  
また、話題に挙げられやすい米国では「死亡者数」は比較的少なく抑え続けており、世界的な治療薬メーカーを多く抱える国としては、自国経済の為にも、様々な行動制限や規制は解除へと進めていくでしょう。




『 国別・日別、死亡者数一覧 / Deaths by country and Day 』



 

『 人口あたり死者数、国別・日別一覧 / Deaths per 100 Million People by Country and Day 』

人口が異なる国の死者数を比較して話題にする事ほど無意味な事はありません。人口あたりの死者数【死亡密度】を見れば、各国の被害状況がはっきりと理解できます。【死亡密度】の数値に合わせて欄を色分けしてあるので、深刻な状況に陥っている国や地域などがはっきりと識別できます。
  
現在、世界で最も深刻な【死亡密度】(人口あたりの死者数)を記録し続けているのは、オセアニアのミクロネシア連邦と、カリブ海諸国のバルバドスです。共に、人口 1億人あたり、連日1,000名を超える程に多くの方が亡くなっています。
それに続くのが、オーストラリアとニュージーランド、クロアチアで、連日 300名~400名を超える【死亡密度】を記録し続けるなど、世界的に深刻な状況を続けています。なお、深刻な【死亡密度】を長期間続けていた台湾は、死亡者数の抑制に成功している事を示しています。

 



※ 情報出典元の OCHA とは「国際連合人道問題調査事務所」の事です
※ OCHA発表のデータの内、「夏季オリンピック」「冬季オリンピック」「南極大陸」「トンガ」「北朝鮮」の情報は掲載していません

Source:#OCHA  ( https://www.unocha.org/ )
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世界の新型コロナウイルス禍、国別・日別 「新規感染者数」と「人口あたりの新規感染者数」一覧(2022年 8月10日現在)

2022-08-12 11:18:43 | COVID-19 世界状況

COVID-19, New Infections and Number of Infections per 100 Million People by Country and Day worldwide, As of August 10, 2022

『 世界全体での新規感染者数 / Changes in the number of new Infections worldwide 』

世界の感染中心地は韓国や日本など東アジア諸国となり、主な欧州各国は感染抑制が更に進み、“ウィズ コロナ”へ向けて経済政策を進める欧州各国とは様相が大きく異なります。 パンデミック宣言当初は、欧州や米国などでの感染・死亡者数が一気に拡大して、厳しい規制やワクチン接種政策が一気に進められ、それに追随する形でアジアなど多くの国で同様の規制と対策が採られましたが、韓国や日本など、感染拡大の中心地となっている各国では、欧州各国と同様な規制解除政策を採るリスクの大きさが危惧される、新しい局面に入っています。

■ 韓国や日本などが感染拡大の中心、欧州各国は感染抑制が更に進む  
■ East Asia is The center of the spread, Europe is further decreasing


主な欧州各国での【感染割合】(人口あたりの感染経験者の割合)が ほぼ 50%以上となり、国民の 半数以上が感染経験があります。一方、韓国は 約41%に達しているのも関わらず、日本や 約12% に過ぎず、“集団免疫” 効果も乏しく、この状況に合せた対策が求められています。 また、韓国や日本以外での感染状況は、台湾やシンガポールでは一時期の深刻な状況から抑制が進んでいますが、オーストラリアやニュージーランドでは、6ヶ月以上に亘り、深刻な感染状況が続いています。

更に、観光が経済に占める割合が高く、人口の少ない島嶼国である 東南アジアの ブルネイ、オセアニアの ミクロネシア諸国、そして 中米のバルバドスなどが感染拡大により深刻な【感染密度】を記録し続けており、大きな被害を受けながら注目もされない各国に注目する必要があります。

 

『 新規感染者数一覧 / New Infections by Country and Day 』




『 【感染密度】国別・日別一覧 / New Infections per 100 Million People by Country and Day 』

この【 感染密度 】(人口1億人あたりの新規感染者数)を確認すれば、新規感染者数の増減レベルが一目でわかり、他の国との感染状況の比較が容易になります。また、人口あたりの新規感染者の割合によって、治療や療養で社会参加できない人の割合を推測でき、社会機能の維持レベルや経済的損失などを考察するベースにもなります。
  
この【 感染密度 】を見れば、6月初めから感染拡大が始まったドイツやフランスなどでは感染縮小へ移り、イタリア半島諸国とバルカン半島諸国での感染が更に拡大の気配を見せている事がはっきりと確認できます。 そして、感染拡大の中心地となっている、日本や韓国、シンガポール、台湾などの東アジア諸国と、オーストラリアやニュージーランド、ミクロネシア連邦などオセアニア諸国では、世界的に深刻な状況が続いている事を示しています。


※ 情報出典元の OCHA とは「国際連合人道問題調査事務所」の事です
※ OCHA発表のデータの内、「夏季オリンピック」「冬季オリンピック」「南極大陸」「トンガ」「北朝鮮」の情報は掲載していません

Source:#OCHA  ( https://www.unocha.org/ )
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