COVID-19 Deaths and Number of Deaths per 100 Million by country and day, As of August 3, 2022
『 世界の主要地域別・死者数の推移 / COVID-19 Deaths by major region 』
世界全体の「死亡者数」は。2022年1-2月期に記録した急激な増加はなく、穏やかな増加に留まり続けています。 現在、感染拡大の中心地となっている、日本や韓国などでの死亡者の増加が世界全体での死亡者数増加の要因になっています。一方、感染者数の減少に成功している主要な欧州各国では、死亡者数の減少は達成できておらず、世界的に少なくない人々が亡くなり続けています。
また、地中海東部に位置する各国、イタリアを始めギリシャ、キプロス、そしてクロアチアやモンテネグロなどの バルカン半島諸国では「死亡者数」が拡大し続けており、今後の感染被害拡大が懸念されます。
■ 日本や韓国によって、世界の死亡者数が増加しています
■ Global death toll is rising due to East Asian influence
更に懸念される地域はオセアニア諸国です。オーストラリアとニュージーランドでは 高い【死亡密度】(人口あたりの死亡者数)が4ヶ月以上続いていますが、行動規制の導入など目立った政策は無く、当分、この深刻な状況が続きそうです。そして、それ以上に懸念されるのが、同じオセアニアの ミクロネシア連邦とマーシャル諸島で、世界的も最も深刻な【死亡密度】を記録しており、明らかに深刻な事態に直面しています。これと同様に、カリブ海諸国のバルバドスでも深刻な【深刻密度】を記録しています。
また、話題に挙げられやすい米国では「死亡者数」は比較的少なく抑え続けており、世界的な治療薬メーカーを多く抱える国としては、自国経済の為にも、様々な行動制限や規制は解除へと進めていくでしょう。
『 国別・日別、死亡者数一覧 / Deaths by country and Day 』
『 人口あたり死者数、国別・日別一覧 / Deaths per 100 Million People by Country and Day 』
人口が異なる国の死者数を比較して話題にする事ほど無意味な事はありません。人口あたりの死者数【死亡密度】を見れば、各国の被害状況がはっきりと理解できます。【死亡密度】の数値に合わせて欄を色分けしてあるので、深刻な状況に陥っている国や地域などがはっきりと識別できます。
現在、世界で最も深刻な【死亡密度】(人口あたりの死者数)を記録し続けているのは、オセアニアのミクロネシア連邦と、カリブ海諸国のバルバドスです。共に、人口 1億人あたり、連日1,000名を超える程に多くの方が亡くなっています。
それに続くのが、オーストラリアとニュージーランド、クロアチアで、連日 300名~400名を超える【死亡密度】を記録し続けるなど、世界的に深刻な状況を続けています。なお、深刻な【死亡密度】を長期間続けていた台湾は、死亡者数の抑制に成功している事を示しています。
※ 情報出典元の OCHA とは「国際連合人道問題調査事務所」の事です
※ OCHA発表のデータの内、「夏季オリンピック」「冬季オリンピック」「南極大陸」「トンガ」「北朝鮮」の情報は掲載していません
Source:#OCHA ( https://www.unocha.org/ )
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