BACK IN THE WORLD / PAUL McCARTNEY
ビートルズ本体のみに飽き足らず、最近ポール・マッカートニーのソロアルバムにまで手を伸ばし始めた僕。特にこのアルバムはライブ版なのでビートルズ時代の曲のセルフカバーが多い。iTunesに入れて最近よく聴いている。
昼過ぎにマックスと待ち合わせ。
週末に考えたことを伝え合う。だいたいおんなじことを考えていたので、お互いの主張がすんなりと受け入れられてしまう。簡単な方へ流れてしまっているのかもしれない。小さくまとまってしまわないようにそろそろ次のブレイクが必要だが、とりあえず明日のエスキスまでは今考えていることを推し進めることにした。やるだけやったうえで、問題点を洗い出すことにしよう。
三時からホールデンの講義。
今日は「住宅」の第二回。今回は東アジアとオセアニアの住宅についてである。ホールデンは到着が遅れているらしく、アシスタントが黒板に空港とレンタカーと高速道路の絵を描いて「今この辺です」みたいなしぐさ。15分ほど遅れて到着したホールデンはアシスタントの絵を見て笑いながら「君は絵が上手だね。かわいらしい。僕よりもずっと上手だ」とお世辞を言った後、「小さな一家族のための住居は、建築を学ぶためにもっともよい教材である」とおもむろに語り始めた。英語で始まる講義に今日も学生からはおきまりのブーイング。
ホールデンが好むオセアニア地区の建築家を列挙しながら、nature、material、simple…とキーワードをあげていく。「touch the earth lighter(地面に軽く触れること)」がこの地域の建築の特徴であり、自分はそのスタンスが好きだとホールデンは言う。sea plane(水上にも着陸できる小型飛行機)から観た大地の話から、シークエンスと建築の話へ。それぞれの建築家が自然との付き合い方をどのように選んだかについての話が続く。フォスターのハウスジャパンも出てきた。最後は「今日の話の中で一番大事なところはどこだかわかるかな?」と前置きした上で、「君たちは建築家であることを忘れてはいけない。君たちがすべてに責任を持つのだ。君たちは指揮者だ。君たちが指揮棒を振らないとバイオリンは演奏を始めないだろう。君たちが決めるんだ。君たちがボスなんだ。わかったね!」と閉めた。
四時から超初級ドイツ語講座。
初めに簡単な試験がある。問題はあまり解けなかったが、答え合わせをしながらだいたいの疑問は解決した。リスニング問題が少し聞き取れるようになってきたのがうれしい。授業が終わった後、みんなで先生を囲んで大学の機関紙掲載用の記念撮影をする。みんな普通に笑顔で写っているのに、なぜか胸に手を当てて神妙な顔つきになるギドが可笑しかった。
ドイツ語講座が終わってから演習室に戻りマックスとミーティングの続き。
マックスが帰った後も図書館で一人スタディを続け、明日のエスキスに備える(明日はスイスの学生とやっているシルバプラーナスタジオの方が忙しくて僕らのe-chスタジオはエスキスは無いという噂もあるけれど)。
そろそろ図書館が閉まるので帰ろう。
ビートルズ本体のみに飽き足らず、最近ポール・マッカートニーのソロアルバムにまで手を伸ばし始めた僕。特にこのアルバムはライブ版なのでビートルズ時代の曲のセルフカバーが多い。iTunesに入れて最近よく聴いている。
昼過ぎにマックスと待ち合わせ。
週末に考えたことを伝え合う。だいたいおんなじことを考えていたので、お互いの主張がすんなりと受け入れられてしまう。簡単な方へ流れてしまっているのかもしれない。小さくまとまってしまわないようにそろそろ次のブレイクが必要だが、とりあえず明日のエスキスまでは今考えていることを推し進めることにした。やるだけやったうえで、問題点を洗い出すことにしよう。
三時からホールデンの講義。
今日は「住宅」の第二回。今回は東アジアとオセアニアの住宅についてである。ホールデンは到着が遅れているらしく、アシスタントが黒板に空港とレンタカーと高速道路の絵を描いて「今この辺です」みたいなしぐさ。15分ほど遅れて到着したホールデンはアシスタントの絵を見て笑いながら「君は絵が上手だね。かわいらしい。僕よりもずっと上手だ」とお世辞を言った後、「小さな一家族のための住居は、建築を学ぶためにもっともよい教材である」とおもむろに語り始めた。英語で始まる講義に今日も学生からはおきまりのブーイング。
ホールデンが好むオセアニア地区の建築家を列挙しながら、nature、material、simple…とキーワードをあげていく。「touch the earth lighter(地面に軽く触れること)」がこの地域の建築の特徴であり、自分はそのスタンスが好きだとホールデンは言う。sea plane(水上にも着陸できる小型飛行機)から観た大地の話から、シークエンスと建築の話へ。それぞれの建築家が自然との付き合い方をどのように選んだかについての話が続く。フォスターのハウスジャパンも出てきた。最後は「今日の話の中で一番大事なところはどこだかわかるかな?」と前置きした上で、「君たちは建築家であることを忘れてはいけない。君たちがすべてに責任を持つのだ。君たちは指揮者だ。君たちが指揮棒を振らないとバイオリンは演奏を始めないだろう。君たちが決めるんだ。君たちがボスなんだ。わかったね!」と閉めた。
四時から超初級ドイツ語講座。
初めに簡単な試験がある。問題はあまり解けなかったが、答え合わせをしながらだいたいの疑問は解決した。リスニング問題が少し聞き取れるようになってきたのがうれしい。授業が終わった後、みんなで先生を囲んで大学の機関紙掲載用の記念撮影をする。みんな普通に笑顔で写っているのに、なぜか胸に手を当てて神妙な顔つきになるギドが可笑しかった。
ドイツ語講座が終わってから演習室に戻りマックスとミーティングの続き。
マックスが帰った後も図書館で一人スタディを続け、明日のエスキスに備える(明日はスイスの学生とやっているシルバプラーナスタジオの方が忙しくて僕らのe-chスタジオはエスキスは無いという噂もあるけれど)。
そろそろ図書館が閉まるので帰ろう。