街へ野へ

日ごとの思いを書きとめたいのです

ゴーヤチャンプル

2011-09-19 02:44:54 | おうちご飯
昨日ゴーヤをもらったから、今日はゴーヤチャンプル。

まず、半分に切って中の種とワタをスプーンでかき取る。

小ぶりで新鮮です。

半月切りにして、水にさらす。


ゴーヤチャンプル

ゴーヤ、豚肉、人参、豆腐、それから訳あってピーマン。
人参はレンジで加熱しておく。
フライパンにゴーヤとピーマンと人参をジャッと入れて、
それからお肉を入れて炒めて軽く塩を振り、
木綿豆腐を箸で切りながら入れて、削り節を入れて醤油で味を付けて、
豆腐があたたまるまで炒めて出来上がり。
今日は量が増えすぎるので卵は入れなかった。

Oさんのおかげで、大好きなゴーヤをたっぷり食べられた。
新鮮だから柔らかくて美味しかった!

上の写真は私のお皿です。
そしてゴーヤの食べられないR君のお皿にはゴーヤの替わりにピーマンが入っています。お肉もたっぷりとネ。

「ゴーヤのゴマ酢和え」も作った。

これは生。
水にさらして軽く塩もみしたゴーヤを、胡麻ドレッシングと酢で和えた。

ゴーヤチャンプルには卵を入れなかったけど、
今日は卵ご飯


なぜ卵ご飯になったか?!
それは、

今日買ってきた、山本一力「粗茶を一服」
この本の最初のページを立ち読みしたら、美味しそうな卵ご飯が出てきたからです。
2ページまで読んで本を閉じながら、
「今日はぜったい卵ご飯を食べるぞ!」と思ったのです。
こと食べ物に関しては、簡単に影響を受ける私です。

八日目の蝉

2011-09-19 02:04:11 | 
4日も続けて遊び歩いたから、今日はね~、
おとなしくお家で・・・
と思ったけど~
やっぱり、ムリ!

出かけよ~っと!


ドトールで、今日はカフェラテプリンを食べた。
そして、この前買った石田衣良「ドラゴンティアーズ―龍涙」を読み終わった。

『自分の値札くらい自由につければいい。売れるか売れないかの問題じゃない。あんたも東京の女なら、ガッツのない男たちにそれくらいの度胸を見せてくれ。』
(「キャッチャー・オン・ザ・目白通り」より)

『なにせ人間の誇りってやつは、そいつが住む家で計れるようなものじゃない。それは秋の公園で、左腕を折られたガッツあるおやじが演説したとおりだ。』
(「家なき者のパレード」より)

石田衣良「ドラゴンティアーズ―龍涙」には、4つの短編が入っている。
上に引用したような小気味のいい言葉が、主人公マコトの語りとしてポンポン弾んで出てくるのが魅力だ。

最後に載っている「ドラゴンティアーズ―龍涙」については、引用しない。
「えっ、う~ん、やられた!」という感じです。

「池袋ウエストゲートパーク」シリーズは、読み終わって、
子供の時に童話を読んだ後のような幸せな気分になるのです。

ドトールを出て、本屋に行った。
次に読む本を探しに。
「八日目の蝉」

「八日目の蝉」は、NHKのドラマを見た。
ドラマが良く出来ていたし、ストーリーが分かってしまっているので本を読むかどうか迷っていた。
でも、一つ気になる事がある。
ドラマの中での、主人公のセリフ。
「1日よけいに生き延びた8日目の蝉は、周りとは違う身で、他の蝉に仲間とは見なされず苦しんで幸せにはなれないのよ!」といった意味のセリフがあった。
このドラマに心を動かされて見ていた私ですが、
このセリフを聞いた時「ン~?」と思ったのです。
私は8日目の命をもらったら、1日よけいに命を与えられた事を喜んで、その1日を朝から日暮れまで、小さい身体をふるわせて精一杯「ミ~ン、ミ~ン、ミ~ン」と鳴いて過ごすでしょう。
題名になっているくらいですから、このセリフは全体について大きな意味を持つもののように思える。
原作では、どう書かれているのか読まなくては判断ができない。

時々、自分を“8日目の蝉”のように異端と感じる時がある私は、
作者がどんな気持ちで「八日目の蝉」という題名を付けたのか知りたいのです。