現在。プロ野球のセ・リーグは阪神タイガースが首位を独走している。
両リーグで30勝一番乗り。
先発・中継ぎが安定してる。
近本・中野が守備・打撃・走塁で絶好調。
ノイジー・大山・佐藤のクリーンナップも調子よい。守備もよい。
捕手の梅野・坂本もいい競争具合でチームの勝利に繋がってる。
ショート木浪も絶好勝。小幡がいるっていうのもいい刺激となってる模様。
・・・これってホント。現状盤石じゃない？と。
でも言ってしまえば。今年岡田監督になったのは大きいとは思うけども。
去年の戦力に一部プラスになったくらいで。
あとは去年までの戦力がほとんどメインなのだよね。。。
なのでホント組織論的に見ると。
いかにトップの人材配置やモチベーション維持。大事なんだと改めて。
岡田さんこと。どんでんになってからというもの。
ハッキリメディアを通じても方針など明確。
かといって奇をてらうような奇策を多く用いるわけではなく。
野球観など含めて。きわめてオーソドックスだけども確実性を高めた戦略を駆使。
その中で。甲子園球場の立地や広さなど勘案しつつ。
現状のいい投手陣を生かすための失策激減を狙った守備強化。
守りからリズムを作ることを主眼とした守備面の改善。
大山のファースト。佐藤のサード固定でクリーンナップ固定。
中野をショートからセカンドへのコンバート。
空いたショートに小幡と木浪を競争させ。結果木浪が開花。
捕手・梅野を正捕手としてメインにしつつ。坂本もうまく起用してる。
新外国人のノイジーの守備の良さを生かしたレフト起用。
空いてるライトに期待の若手にチャンス枠的に残されている残されている。
それでいて。去年まで2軍で無双してた村上の開花。
エース青柳や西勇の不調でも補える先発陣。
中継ぎも守護神の湯浅がいなくても盤石。
ホント確実性を高めるために。適材適所にうまくはめ込めばこれだけの戦力だったと。
それを間違えず。方向性を同じくさせ。モチベーション維持や向上に努め。
それでもまだ競争の余地を残させ。さらに高めてる岡田どんでんの監督力が大きいかと。
まあもちろん低迷してた金本政権時で。戦力拡充させ。鍛え。
矢野政権時にさらに充実させたことがボトムアップに繋がっていて。
その土壌の上に立ってるからこその強さもあるとは思う。
なのでスカウティングの能力。ドラフト戦略の勝利でもあるので。
スカウトなどの裏方もバッチリ機能してるのも大きい。
その上で足りない部分を補強しつつ。
育成に舵を振って。若手の有望株を未だ多く抱える現状になってるし。
余力をホント金本政権からコツコツ築いてきたのも大きいかと。
その育成でもコーチ陣や裏方の存在も大きく。
投手陣はホント文句のないレベル。投手育成はホント強み。
ホントこういうのを見ると。
ホント組織強化するって地道で確実な積み重ねがあって。
そこに足りないピースを組織を荒らすことなくプラスさせていくか大事と。
ホント一般の組織や企業にも学ぶべき部分が多いかなと。
