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コンセプト・デザイン 再構築中。。。

今年の阪神の強さ。

2023-11-07 07:26:55 | スポーツ

優勝して2日。まだ興奮冷めやらぬ感じです。(笑)


関西はセールとか大盛り上がりなのだよねーっておもいつつ。

東京ではあまり実感として世間の風は感じないですが。

自分の中では盛り上がりまくってます。(笑)


改めて。今年の阪神タイガースの強さ。勝因はなんだったのか?って考えてみようかなと。


テーマは『 適材適所 』 『 戦略の明確化 』 『 戦力補強の仕方の成功 』

この3つではないかなって思う。


ひとつめの『 適材適所 』

まず今年は去年までの矢野監督から岡田監督に変わった点。

そこから2軍率いていた平田さんがヘッドコーチ。OBで今岡さんやら呼び。

去年までのチームを知るコーチがいる上に。

さらに戦術面で岡田さんの采配を生かす布陣と。平田ヘッドの役割がまずうまく機能したこと。

そして。その岡田さんの方針でセカンド・ショート・センター。そしてキャッチャーは固定。

クリンナップの大山選手には4番でファーストの守備のうまさも活かして固定。

佐藤選手も同様にサード固定で打撃に集中させる環境に置いたのもプラスだった。

その固定するセカンドには。ゴールデングラブとったことのある中野選手をコンバート。

これも大きかった。守備面で送球に弱みがあった部分を距離の短いセカンドに変え。

守備面でも強化を図りつつ。打順も2番固定で全試合フルイニング出場。これがはまったこと。

そしてショートはキャンプでは若手の小幡選手筆頭にあげていて。

他の選手たちと競争させた中で。木浪選手がレギュラーとって。8番打者として

活躍しつつ。バックアップに小幡選手などが控えたのも大きかった。

キャッチャーも。正捕手指名を梅野選手と早くから指名してやる気を出させて。

チームをけん引する役割に据え。投手によって坂本選手と併用しながら

疲労やケガ対策を万全にしていたことが功を奏して。

梅野選手のシーズン途中での死球で故障離脱しても。坂本選手がリーダーシップを発揮しながら

上手いリードとキャッチング技術を発揮して後半戦見事に勝ち切ったし。

クライマックスシリーズも。日本シリーズもうまく試合を作ったと称えたい。


そしてセンターには日本シリーズMVPの近本選手。守備面でも打撃面でも

1番でリードオフしてきたし。8番で作ったチャンスを返す役割として機能したし。

途中死球で故障して。離脱した際にはチーム成績に及ぼす影響も出たけども。

復帰してからも守備面や攻撃面でもチームを見事に引っ張ったといえる。


そしてピッチャーも。リリーフもコマが揃っていたし。

湯浅投手がはじめ守護神としてやっていたが不調などで降格調整に入ったが

岩崎投手が守護神として見事にセーブ王までつけた大活躍だったし。

その岩崎選手につなげるリリーフも。石井・加治屋・岩貞・島本・浜地・及川・馬場などがいつつ。

2年目の左腕桐敷投手が見事にはまってくれたのも大きい。

先発もエース指名された青柳投手やベテラン西勇輝投手が不調ながらも。

去年から計算できる伊藤投手。才木投手。西純矢投手などをうまく配置して

不調などもありつつうまく先発も運用しながら。

今年村上投手の大活躍。そこに現役ドラフトできた大竹投手の大活躍もプラスされたのも大きい。

だって。。。2軍に森木投手やら秋山投手やら。富田投手などまだ期待できる選手なども

多くいる状態の先発陣だったのも大きいなぁと。。


ホントその人財をうまく調子や状態など加味しつつ。

相手チームとの相性や球場特性などもデータとして生かしつつ

うまく配置や運用しつつ。選手の信頼がわかりやすい起用してきたのも

岡田さんやピッチングスタッフの見事な采配の賜物かと。


そして二つ目の『 戦略の明確化 』

これは。さっきの守備位置固定。打順も基本固定。

こういうシチュエーションの場合はバントを使って送るとか。

フォアボールを打者査定でプラスにして。見極めをハッキリさせ。四球を増やし

相手投手の球数を投げさせるのも見事にはまってたし。

こういう展開での守備位置なども明確に出ていたし。

場面ごとの投手起用や交代などもわかりやすく運用していた点があって。


そこが前の矢野監督は打順や守備位置をコロコロ変え。

早めのカウントで打者には打たせて。早打ちして結果が伴わないこともあったし。

選手が落ち着いて。岡田さんや首脳陣の考えを理解しやすく

攻撃でも守備でも混乱やミスを減らせられるような体制した戦術の明確化も大きかったと思う。


最後の『 戦力補強の仕方の成功 』

これは低迷期に向かいつつあった2つ前の金本監督時代から

ドラフト戦術やFA補強の体制が変わったこと。そこがスタートで。

いい打者を指名して育成しながら使う。この方針をして育てながら

チームを勝たせなきゃいけなかった金本監督の難しさもあったとは思うが

選手をみる力量や育成方針はココが起点となっているのも事実。

2015 高山・坂本・青柳
2016 大山・小野・才木・浜地・糸原
2017 馬場・高橋遥人

その方針を引き継いだ矢野政権でも。

2018  近本・小幡・木浪・湯浅
2019 西純矢・井上・及川。育成で小野寺
2020 佐藤・伊藤・栄枝・村上・中野・石井
2021 森木・桐敷・前川・岡留

そして岡田政権になっても方針継続して。

2022 森下・門別・井坪・富田 

とドラフト指名の選手が育成しながら活躍してる点が大きい。

チームの中心や今後を支える若手をうまくミックスさせて

必要な個所を見事に指名している点が大きい。


ココはホントスカウトの皆様や編成の皆様の活躍も大きく。

見極めた眼力も。指名順などのシュミレーションもうまく行ったと思う。


特に大卒の野手の有能株や社会人のいい野手を上位指名して

覚醒させているのも大きく。

高校の投手を時間をかけて育成してるのも大きい。


そして無駄にFA補強やヘタなトレードに頼らず。

必要な部分だけプラスアルファをしてる点も

チームの軸を太く強くしてきた結果に繋がっていると思う。

この方針は継続して。うまく選手の起用や育成を図りつつ

選手のいい循環サイクルを作り上げていってほしいものだなと。


この成功がしばらくうまく機能すれば常勝軍団も夢ではないと思う。


逆に失敗してるチーム。

ソフトバンク。巨人。中日。日本ハムなどは

この循環にうまくはまっていた時期は強かったけども。

今は戦力が足らない。そこを補おうとして無理したドラフトして

即戦力や有能選手を足らない場所ばかりにフォーカスして補強して

選手の成長よりもチーム状態優先して。選手の可能性をつぶしているのが現状かなとも。


もう少し余裕を作り出すためにも。

中長期のビジョンをもってドラフトも展開しないと厳しいと実感するなと。


ホント上記の3つがうまく機能した結果が

38年ぶりの日本一に繋がっている。

チームも今後もこの戦力が維持できそうな状態ですので。

怪我などなければ来年もいい方向に向かうんじゃないのかなーって思う。


なので選手の皆様には。優勝の余韻はしばらく味わってもらっていいし。

シーズンの疲れを癒す期間も必要ですが。

その後の調整などもしっかりやって来季も躍動してもらいたいなって思います。



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