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コンセプト・デザイン 再構築中。。。

鉄道員。

2016-03-16 02:00:51 | music & movie

自分はよくピアノや楽器で練習することが多い。


まだまだ未熟だって想う部分がいっぱいあるから。


演奏技術。表現力。自分の世界観の出し方。雰囲気の生み方など。。。


まだまだ足らなさすぎるっていつも実感してる。


でも黙々と練習をこなしてても。

日々のコンディションは動いているもの。


心のうつろう変化。キモチが影響する部分も大きいし。

体調や疲労や。そういう身体の部分もよく出てくる。


そのコンディションを知るのにも。

自分の演奏がどういう基準なのか?今の状態を知るって大事になる。


ソコで使ってるのが・・・このピアノ曲。


坂本龍一 ぽっぽや 鉄道員




この曲は1999年に公開された映画『 鉄道員(ぽっぽや) 』

それのテーマ曲として坂本龍一さんが作られたピアノソロ。


映画もすごく抒情的でいい映画だったケドも。

この曲のゆったりと。深みのある旋律。


なんでこの曲にしたか?


これ先日ある方にも
この曲をコンディションを知るとかに使っていて。
オススメですよって教えたんだけど。


クラッシックの演奏の場合。

慣れていると。ある意味惰性になってしまったり。

コンクール用にとか。譜面に忠実になりがちになってしまいやすい。


久石さんのような映画の曲になると。

映画がよぎりすぎて・・・とかスキで感情が高ぶってしまったりで。

これもまた今の状態を知りにくくなる。


音の高低。抑揚。

音の残響感。

テンポ。

鍵盤のタッチの繊細さや技術なども

この曲には求められていて。


ゆったりひとつ・・・ひとつの音を大事に弾かないと

この曲は台無しになってしまう。


キモチの変化やらいろんな今の状態が

演奏によく反映されやすい曲でもあるって想っている。


それを自分は発表時から気に入って。

それからずっとこれをコンディションを知る曲にしてる。


ココ最近。

自分にいろんなことがあって。

想うコト。考えるコト。やらなきゃいけないコト。

どうにかしたいって想うコト。。。。


いろんなことめまぐるしく動いていて。

冷静さがないとか。余裕が少しないってのも実感してるが。。。


あえてこの曲やってみた。


ホントによくそれが出るなって改めて。



音源聴いてみて。


すごいなんともいえないフクザツで物悲しい演奏になってた。。。


ホントにこの曲。。。

よく想いや状態を映す鏡になる曲かもしれないって改めて。



そして改めて聴くに優しいが。

奥深さや難しさも改めて。。。



もし

自分のコンディションなど知りたいって想って。

ピアノやられてる方にはこの曲オススメします。