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特許紛争:サムスン電子が大反撃

2011年10月24日 20時06分03秒 | Weblog
(韓国大手新聞、朝鮮日報 11.10.18記事抜粋)日豪でiPhone4Sの販売差し止め申請
 サムスン電子は10月17日、米アップルの新型スマートフォン「iPhone4S」に特許を侵害されたとして、同機種の販売差し止めを求める仮処分申請を東京地裁とオーストラリア・ニューサウスウェールズ州の裁判所で行った。日本では同時に既存機種の「iPhone4」、タブレット型パソコンの「iPad2」についても、販売差し止めを求めた。
 サムスン電子は10月5日、フランスとイタリアの裁判所でも同様の申し立てを行っており、今後さらに多くの国で争う構えだ。
 サムスン電子がオーストラリアで行った仮処分申請は、アップルがWCDMA技術、高速パケット通信規格HSPAなど第3世代(3G)の移動通信規格に関するサムスンの特許3件を侵害したとする内容。東京地裁への仮処分申請では、通信規格に関する特許のほか、スマートフォンのユーザーインターフェースに関する特許も対象に含めた。
 今回の仮処分申請は、アップルがデザインやユーザーインターフェースに関し、サムスンを圧迫してきたことに対する反撃だ。例えば、サムスンはスマートフォンの通信機能をオフにする際に表示される飛行機型のアイコンのデザインをアップルが侵害したと主張した。
 サムスン電子はまた、オーストラリアの裁判所が10月13日に同社のタブレット型パソコン「ギャラクシータブ10.1」に対して下した販売差し止めの仮処分決定に異議を申し立てた。
 サムスンは17日、李在鎔(イ・ジェヨン)社長が米国でアップルの創業者、スティーブ・ジョブズ氏の追悼式に出席する一方、特許紛争では反撃に転じた格好だ。両社の特許紛争は、和解に向かうとの観測とは裏腹にエスカレートしている。サムスン関係者は「追悼と訴訟は別問題だ。既に明らかにした原則に従い、特許紛争で争っていく」と述べた。



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