シニア花井の韓国余話

韓国交流50年の会社経営を引退しソウル定住の日本人が写真とともに韓国の案内をします。

北の偵察総局が韓国の反北活動家の暗殺指示

2011年10月24日 21時09分16秒 | Weblog
(韓国大手新聞、朝鮮日報 11.10.19記事抜粋) 国家情報院の元世勲(ウォン・セフン)院長は10月18日「北朝鮮の偵察総局が、韓国国内で北朝鮮に反対する活動を積極的に行っている人物を暗殺するよう指示を出していたことが分かった。現場では、一部関係者の身柄をすでに拘束した」「必要なら警備を強化する」などと証言した。
 元世勲院長はこの日、ソウル市江南区細谷洞にある国家情報院庁舎で開催された、情報委員会による国政監査に出席し、業務報告を行った。報告で元世勲院長は、北朝鮮の最近の動向について説明する際、上記のように語ったという。これは、同委員会所属で与党ハンナラ党の黄震夏(ファン・ジンハ)議員が明らかにした。元世勲院長は今年7月に北朝鮮で行われた夏季の軍事訓練について「地上軍は仮想南侵攻撃訓練に力を入れ、海軍は潜水艦による活動を強化すると同時に、韓国軍艦艇への極秘攻撃や海上からの浸透に向けた訓練を行っていた。空軍は戦闘機とヘリを使い、韓国西北の島々を占領する訓練を行っていた」と説明した。
 元世勲院長は北朝鮮が来年を「強盛大国の年」としていることをめぐり「平壌市内の万寿台地区では高層マンション(3000世帯)の建設が行われているが、無理な工期の短縮で手抜き工事の恐れがある。わずか2カ月で35階も上げられたことから、コンクリートの養生がしっかり行われていないようだ」と述べた。
 元世勲院長はさらに「(強盛大国建設を記念するための)大々的なイベントが予定されているが、その準備を担当する籌備(ちゅうび)委員会がすでに立ち上げられ、故・金日成(キム・イルソン)主席の100回目の誕生日に当たる来年4月15日に“主体思想世界大会”などを行うための準備も進んでいる。金正日(キム・ジョンイル)総書記の70回目の誕生日を迎える来年2月16日に合わせ、金正日偶像化活動にも同時に力を入れている」「金正恩(キム・ジョンウン)氏は“非社会主義掃討指示”を下しており、これに基づく合同取り締まりチームが立ち上げられ、各地方都市や国境地帯などでは汚職や職務怠慢などへの取り締まりが集中的に行われている」と語った。
 黄議員は「脱北者の間では歯痛、肝炎、肺結核、性病などの疾病がまん延している」「北朝鮮住民の中でも、国境近くに住んでいる女性は人身売買で売り飛ばされたり、また金儲けのために売春を行うケースが多いが、衛生管理がしっかり行われておらず、性病がまん延しているようだ」と述べた。






最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。