シニア花井の韓国余話

韓国交流50年の会社経営を引退しソウル定住の日本人が写真とともに韓国の案内をします。

韓国のマンション(1)

2009年11月15日 10時52分51秒 | Weblog
韓国の都市部では、80%以上がアパート暮らしである。(韓国では分譲マンションもアパートと言う)
ソウルの市内でもアパート団地が林立している。
そのアパートの構造だが、日本とはかなりの違いがある。
建物は日本と比べるとかなり華奢である。
鉄骨の柱が、素人目にもかなり細いのがわかる。
細い鉄骨の柱で、30階以上の建物を造るのを見ると、「大丈夫??」と思ってしまう。
それは、韓国は地震が無い、ことが前提となっているからだが、、、。
確かに、近年地震が無かったようなのだが、これからも「無い」と誰がわかるのだろうか?
しかし、なぜか無いことに決まっているそうだ。(ケンチャナ?)
だから、建設工事を見ていると、日本で問題になった「アネハ」の設計基準でも韓国ではOKなのかもしれないと思う。
また、東京や大阪と違い、深く掘っても地下水は出ない。土地は岩盤が大部分なのだ。
それも柱が細くてもいい理由かもしれない。
建築費は日本よりはかなり安く出来そうだ。
アパートの構造も日本とはかなり違う。
一般的に105㎡(約32坪)以上のアパートは、エレベーターを降りると廊下が長くあるのではなく、エレベーターを降りると、左右二軒の家しかない。(100㎡以下のアパートは、長い廊下スタイルが一般的)
二軒毎にエレベーターがあるので、ワンフロアーに10軒あるアパートならば、5台のエレベーターのラインがあることになる。
そして、エレベーターのラインごとに一階の入口に警備員室がある。保安は日本より良いように思う。
韓国では、アパートの広さは、日本のように専有面積だけでなく、ベランダや共有部分も含めた広さを言う。

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