(韓国大手新聞、朝鮮日報 11.10.18記事抜粋)中国の有力な米国通、清華大学の楚樹竜教授が語る
中国・清華大学の楚樹竜教授(55)は10月17日、韓国のニア財団(チョン・ドクク理事長)と共にソウルのプレスセンターで「第2次ニア・清華 韓中安保戦略対話」を開いた。この席で楚教授は「中国はいかなる場合でも、北朝鮮を軍事的に支援しないだろう」と述べた。楚教授は「極端なケースでは、北朝鮮が韓国や米国の攻撃を受けたとしても、中国は外交的解決を促すと思う。ほとんどの中国人は、米国が今後も米軍や米軍基地を韓半島(朝鮮半島)に駐屯させ続けるとしても、統一韓国が中国に対抗するとは思っていない。中国は、韓半島の統一、韓国が主導する統一であっても受け入れられる」と語った。
楚教授は17日「韓国・北朝鮮・中国の3者関係」をテーマにした基調発表で「中国と北朝鮮の関係を、公式には“極めて友好的で協力的な関係”と称するが、実際のところ、最近では多くの分野で、さほど友好的でも協力的でもない。中国の指導層や市民は、核・ミサイル開発や、昨年の韓国に対する挑発的行為を含め、北朝鮮が対内・対外的に取った多くの政策や行動を良く思っておらず、支持もしていない」と語った。
一方で楚教授は、韓中関係についても「現在の韓国と中国は、基礎的な戦略的利害関係を持っているとしても、同一の戦略的懸念や利害を共有してはいないため、韓中間に“戦略的パートナーシップ”が存在すると見るのは困難」と語った。
米国ジョージワシントン大学で博士学位を取得した楚教授は、中国国内の有力な米国通であるとともに、米中関係の専門家の一人でもある。
中国・清華大学の楚樹竜教授(55)は10月17日、韓国のニア財団(チョン・ドクク理事長)と共にソウルのプレスセンターで「第2次ニア・清華 韓中安保戦略対話」を開いた。この席で楚教授は「中国はいかなる場合でも、北朝鮮を軍事的に支援しないだろう」と述べた。楚教授は「極端なケースでは、北朝鮮が韓国や米国の攻撃を受けたとしても、中国は外交的解決を促すと思う。ほとんどの中国人は、米国が今後も米軍や米軍基地を韓半島(朝鮮半島)に駐屯させ続けるとしても、統一韓国が中国に対抗するとは思っていない。中国は、韓半島の統一、韓国が主導する統一であっても受け入れられる」と語った。
楚教授は17日「韓国・北朝鮮・中国の3者関係」をテーマにした基調発表で「中国と北朝鮮の関係を、公式には“極めて友好的で協力的な関係”と称するが、実際のところ、最近では多くの分野で、さほど友好的でも協力的でもない。中国の指導層や市民は、核・ミサイル開発や、昨年の韓国に対する挑発的行為を含め、北朝鮮が対内・対外的に取った多くの政策や行動を良く思っておらず、支持もしていない」と語った。
一方で楚教授は、韓中関係についても「現在の韓国と中国は、基礎的な戦略的利害関係を持っているとしても、同一の戦略的懸念や利害を共有してはいないため、韓中間に“戦略的パートナーシップ”が存在すると見るのは困難」と語った。
米国ジョージワシントン大学で博士学位を取得した楚教授は、中国国内の有力な米国通であるとともに、米中関係の専門家の一人でもある。