楽しみにしていた映画
「ALWAYS・三丁目の夕日64」が公開になりました。
前作の公開から5年、
舞台は昭和39年になりました。
昭和39年といえば…
新幹線が開通し、東京オリンピックが開催された年です。
高度成長期真っ只中にあった時代です。
今回も3丁目の住人たちはいつもの日常の中で、
泣いたり、笑ったり、怒ったり、ドキドキ!?したり…
淡々と過ごす日々の中にある
ささやかな幸せを描いた、そんな作品でした。
予告で御覧になっているのでお分かりかと思いますが
茶川とひろみの間に子供が生まれます。
そう、39年生まれの子供…
なんと辰年生まれの子供なんですね。
そして、なんと
鈴木オートの社長を演じる堤真一さんと
奥さん役の薬師丸ひろこさんは
その39年生まれだそうです。
あの時代に生まれた子供たちが育ったら
実は今の私たちの世代ということです。
(あ、ちなみに私は40年生まれです。)
あんなにも希望に溢れていた時代から、50年近くの歳月が流れ
今の日本は、いえ世界全体が疲弊しきっています。
私たちは何か大切なものを
どこかへ置き忘れてきてしまったのかもしれません。
淡々と高度成長期時代の日常を描いたこの作品に
魅力を感じるのは
その置き忘れた大切なものをみつけたいからなのかもしれない…
と思いました。







