羊毛フェルトクラフト Little field

羊毛フェルトで作る小さな世界 Little fieldの ほんわ家(ほんわかと読みます)おのよーこの日記です。

そうだ映画を見に行こう ミステリと言う勿れ

2023-09-27 16:01:05 | 映画・テレビ・本・音楽・芸術鑑賞

昨年冬にフジテレビで放送されていたドラマ「ミステリと言う勿れ」の劇場版です。

今回は広島を訪れた主人公久能整(くのうととのう)が、
代々、遺産を巡る争いで死者さえ出るといういわく付きの名家・狩集家の遺産相続事件に巻き込まれていくという物語
狩集家遺産相続者は全部で4名。その相続人の一人である少女・狩集汐路(かりあつまりしおじ)を軸に
真相が解き明かされていきます。

久能整君はかなり個性的なキャラクターなのですが、
繊細で優しい多様性を重んじる青年
謎を解き明かす過程でも優しい口調で皆を諭しながら?解決へと導きます。
これまでのミステリーとは一線を画していてそれがこの作品を好きな理由です

劇中、整は
汐路が子供のころ描いた絵を見つけて
上手だねと褒め今は描かないのかと尋ねます。
すると汐路は
(中学生になって美術部に入ったが、周り人の絵を見て自分は絵が上手じゃないと思い
 絵を描くのをやめてしまった)
というようなことをいいます。

それを聞いた整は
それは目が肥えてきた証拠。
その先にステップアップがあるのだ
というようなことを言ったのです。

そうか、そういうことか…
と物語の本筋とは違うところで感銘を受ける私(笑)

作品作りを続けていくなかで
最初のころはただ楽しいだけで
作品が完成したらうれしかったものが
いろいろ作ったりほかの人の作品を見たりするうちに
自分のダメさだけが気になってくることよくありますよね。
そこでやめてしまったら進歩はないわけで
すごく当たり前といえば当たり前なのだけど
今の私に一番ささる場面でした

結局その絵が最後に謎を解くヒントになっているんですけれども~

中盤はかなり怪奇な面もありますが…
終わってみれば穏やかな気持ちになれた映画でした。

劇場でぜひ♪

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