キキ便り

アメリカ便り、教員・研究者生活、シンプルライフ、自閉症児子育てなど

洋服を1着も買わなかった1か月

2015-07-07 21:13:55 | シンプルライフに惹かれて

ここ数か月、近藤麻理恵さんの「人生がときめく片づけの魔法」を英語のオーディブルで聞き(日本語版が手に入りにくいため)、ジェニファー・スコットさんの「フランス人は10着しか服をもたない」も同じく英語の朗読で聞いた。この日本語訳のタイトルは少し誤解を招いてしまうが、選択する10着は季節ごとに異なり、コート、特別の日のドレスやエクスサイズの服、カミソールなども含めないらしい(オーディオで聞いただけの記憶なので異なっているかもしれないが)。少なくて上質な服を着回しし、アクセサリーなどで変化をつけるらしいが、同じ服を1週間に何度着ていても平気だというのは、アメリカとはずいぶん異なる。アメリカの家さがしの条件の中で、トップリストに上がってくるのは、ウォークインクローゼット。歩いて入れるくらいの洋服を入れる押入れがあることだが、ワードローブが他の国に比べて極端に多いのは、アメリカの特徴。そういうアメリカ人の著者が書いた本なので、読者にとってはかなりインパクトがある。

二人の考え方に共感した私は、胸がときめいたり、着回しの聞きそうな服以外は買わないことに決める。そう思ってウィンドーショッピングをしていると、欲しいと思う服に出会うことはなかった。そして何も買わずに1か月が過ぎる。

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ジェニファー・スコットさんの本にもう少し早く出会っていたら、今回の来日のワードローブもシンプル化できたのにと残念に思う。

4か月半の生活のために、夏と春の服をまとめて10着どころか、30着近く持参する。

旅行への荷物をまとめている最中に、頻繁に海外旅行をする友人が、バックパックで1つヨーロッパを3週間旅行するというようなことを話してくれて感化されかかったが、すでにその時はそこまで選択する精神的・時間的な余裕はなかった。ちなみに彼女は自分はワンピースが似合うからということで、持ち物のほとんどがワンピースらしい。

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ジェニファー・スコットさんのYoutubeの動画もたくさんあるので、参考に。私はこのTEDでのトークが分かりやすくて良かったと思う。https://www.youtube.com/watch?v=V3CLRL32Mcw

コメント
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