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パンダ好きな私のある日の出来事

パンダが好きです。
そんな私の毎日の中で・・・
起こったこと。行ったところ。

国立劇場歌舞伎公演「塩原多助」

2012年10月22日 23時46分49秒 | 芝居
久しぶりに、歌舞伎を見に行ってきました。
国立劇場10月歌舞伎公演「塩原多助」。
円朝の名作落語の歌舞伎版です。
筋はなんとなく知っていたけれども、昭和35年に松禄がやって以来久しぶりの上演のようです。
愛馬「青」と多助との別れが有名だけれども、実際芝居を見ると・・・
兄弟のように育った動物との別れ。
父、母との別れ。
と、なかなか心に響く内容なのです。

歌舞伎の場合、馬は、人が2人入っているいわゆる着ぐるみなので、ちょっとマヌケになるんじゃないか?と心配したけれど、いつもの歌舞伎の馬とは違い、目や口、耳、尻尾も動く手の込んだ作りになっていました。
どうしても、笑いは出るけれど、私は見ていて、ふつうにじ~んとしました。
残念なのは、ちょっと無人芝居っぽい部分があるところかも。
それぞれのニンの役はやっているけれど、橋之助に、ばばあ役を振ったのはどんなもんなんだろう?
とか、
多助の2人の奥さんを1人の俳優にさせるのはどうだろう?
とか、
疑問点は結構あったりします。
たぶん、道づれ小平は多助との2役よりも、橋之助にさせたほうがよかったんじゃないのかなぁ?
三津五郎のほうがそりゃ、いいけれども、山口屋のゆすりの場面は、小平が突然、退散しちゃったりして、少し無理があるし。

ただ、全体的には「いい芝居だな」「よくできてるお話だな」という印象です。
早速、円朝全集の「塩原多助一代記」と「後日談」を読み直し。
余裕があれば、もう1回見に行きたいぐらいだけど・・・
残念だな。

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歌舞伎のあと、友達のお誕生日パーティーで、友人宅にお邪魔しました。



おめでと~~~~~う。
家飲みは楽しいけれど、みんなついつい飲み過ぎちゃう。
日曜日、ぎりぎりで午前さまを回避。でもね、月曜日、しんどかったぁ。
仕事にならんかったもん。
あ、二日酔いとかではなくてですが。
お仕事は、明日からがんばります。