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パンダ好きな私のある日の出来事

パンダが好きです。
そんな私の毎日の中で・・・
起こったこと。行ったところ。

文楽&新橋演舞場夜の部

2010年05月26日 22時22分58秒 | 芝居
月曜日、ムシムシとした
この日は文楽に行ってきました。
大変ご無沙汰してしまった、会社の先輩の方とご一緒しました。

雨がね~。
せっかく久しぶりのデートなのに~。
しかも、文楽後は会社に出勤。とほほ。
ゆっくりお話できなくて、残念でした。
お元気そうだったので、また、近いうちにお食事に行きたいなぁ。
「結婚は~?」
と聞かれまして。
「え~~~っとまだかと思います」
と。でへへ。

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さて、文楽。
金閣寺、白石噺、連獅子でした。
歌舞伎で見慣れている金閣寺と、印象がかなり違って、それはそれでおもしろい。
そして、文楽でも雪姫って難しそう。
腕を使えないで、顔の向きとか体だけで、気持ちを表すのってホントに大変そう。
歌舞伎でも「三姫」の一つといわれていて、難役なんだけど、その理由が文楽を見て再確認できたような気がしました。

白石噺。
宮城野の姿を写したチラシが絶品で、楽しみにしてました。
歌舞伎では宗十郎が宮城野をやったのを見たのが最後かなぁ。
歌舞伎では、ほとんどやらないから。
これは、最初の幕の千歳太夫が、うるさくて参った。
義太夫は、悪声もいい味になるもんだから、それはいい。
でも、「うるさい」のはどうなのかなぁ?とにかく、うるさいんだもん。
うまい太夫は、いくら力演しても「うるさく」は感じさせないもんなんだけど。

連獅子。
歌舞伎では、父と子の踊りだけど、文楽では、父と母と子の踊り。
文楽での景事のよさが私には理解できないのですが。
どうなんでしょうか。

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そして、火曜日、晴れました。



ぽてちゃん、日向ぼっこ。
あ、わかりにくい?



うれしそうですね~。
この日は、夜から、新橋演舞場の歌舞伎を見に行きました。

熊谷陣屋、うかれ坊主、助六
「熊谷陣屋」は染五郎と七之助。
正直、薄い!!
熊谷が弱くて、相模がひかないからか、ファミリードラマのようになってしまったなぁ。
寺子屋と決定的に違うのは、夫婦で子供の死を純粋に悲しむだけでないってこと。
熊谷という男性を通して、世のはかなさを表現しているのが熊谷陣屋だと思うのよね。
それが、普通に夫婦2人で子供の死をなげく感じになってしまっているのが残念。
これからなんだと思います。
ただ、感心しないのは、幕あき、桜の説明をする近所の百姓に、藤の方がきたということを言わせていること。
藤の方は平家方の人で、源側の陣屋にいることがわかったらやばいはずなのに。
芝居の中では藤の方がいることを隠してるのに。
近所の人が知ってたら、マズイでしょうに!!
芝居をわかりやすくするために考えたんだろうけど、もっとわけわかんなくさせちゃった。
そんな入れごとはいらないように思うんだけど。

うかれ坊主。
こういうしゃれた踊りをできる人が少なくて、なかなかかからなくなってるのね。
松禄、客席に笑いがでる分いいのかも。

助六。
華ってすごいね。
これだけにしときます。
ええ!!華ってすごい。