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パンダ好きな私のある日の出来事

パンダが好きです。
そんな私の毎日の中で・・・
起こったこと。行ったところ。

絵本合法辻@国立劇場

2011年03月07日 00時40分53秒 | 芝居
寒いような、でも暖かいような・・・
微妙なこの感じ・・・風邪か?風邪なのか?風邪なのかもしれないなぁ。
だって、いやに寝汗かくもの。
頭痛いもの。
あぁぁ、月曜日、火曜日は休暇なので、寝まくって治しましょう。

さて、日曜日は国立劇場に歌舞伎を見に行ってきました。
仁左衛門の絵本合法辻。
南北らしい・・・というか、南北がいきつくとこまでいっちゃった感じの殺人の嵐な作品です。
意味なく、ほぼ理由なく、躊躇なく人を殺す悪人が主人公なんだから、すごい。
私、この作品を見るのは2回目です。

立場の太平次、うんざりお松と、有名な悪人、悪婆が出てきます。
でも、うんざりお松・・・ほかの悪婆と違って、ゆすりに失敗して、なんだか男にしつこくして、うざがられてそのまま殺されちゃう。
何しろ、なんとなく殺しちゃう太平次が相手だからね。
そうか、「うんざりお松」ってしつこいから男からそう命名されちゃったのかぁと妙な納得をしたり。だはは。
おもしろく、楽しくみました。

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その後、なぜか頭が痛くて、やっと今の時間になって起き上がりました。
頭痛は治ったけど、だるいっすわ。
今朝とった我が家の梅。
かわいい。



あぁ、どこかに行きたいなぁ。
気分転換に。
どうも、いかんわ。最近。

女殺油地獄@ル・テアトル銀座

2011年02月26日 00時16分43秒 | 芝居
昨日の夜、ル・テアトル銀座でやっている歌舞伎を見てきました。
染五郎の女殺油地獄。

ル・テアトルでの歌舞伎を見るのは初めて。
どんな感じ?かと思ったけれど、想像よりも劇場の雰囲気にははまっているみたい。
前に見た、パルコ劇場よりもいいような気がしたけど。
舞台の幅の問題かな?
ロビーから華やかな雰囲気をつくる工夫もあったし。

さて、お芝居。
何回となく見ている演目で、しかも2年前の仁左衛門の完成された与兵衛を見てしまっているから、どうしても辛口になります。
が、このお芝居のいいところは、若手が全力でやっても、それなりに見られる作品に仕上げられるということ。
現代的な解釈がなりたつからだと思うんだけど。
染ちゃんもなかなかよかったように思います。

殺しの場面だけでなく、発端やら与兵衛の家庭内暴力の様子。
そして、最後、捕まるまでを見せたので、その点も珍しくておもしろいし、いろいろ説得力があるように思いました。

ただ、気になるところをいくつか。
お吉の亀治郎は器用だし、うまいとは思うけれど・・・
ときどき冷たい感じになる。
そして、目立ちすぎる。
そこが、この役としてはどうなのか?という気がしました。

染五郎の与兵衛は殺しのあと、三味線にのったお芝居がパントマイムのようになってしまった点が感心しない。
一気に、現代的になり、ダンスのようになるのが、どうなのか?
もう少し、うまい間で三味線にのるかしてほしいところ。

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そ~~~んな感じでしょうか。

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そして、今日は、また外食。
いったいどうしたんだろうか?
誘われるとひょこひょこついて行くのをどうにかやめたいんすけども。



最近、お気に入りの韓国料理屋の冷や奴。
上野なり。
渋いっしょ?

そして、うちの近所にステキなカフェを発見。



お店の名前は忘れましたが・・・
11時までやってるんだそうな。
また使えそうでごじゃります。

文楽@国立小劇場

2011年02月05日 21時21分41秒 | 芝居
ええええええええ~~~~~。
具合悪いくせに、くせに、くせに。
誘われて、断れずに、水曜日と金曜日、会社帰りに食事に行ってしまいました。
はぁぁ。
いや、とりあえずは、元気だからいいんですが。
今はまだ薬をきらすとしんどいでんなぁ。

誘いを断る術を教えてくらはい。

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さて、この土日。
久しぶりに何の予定もないの。
ゆっくりしよう。
でもだらだらすると具合悪くなるし。
っていうことで、急遽、文楽を見に行くことにしました。
・・・結局、予定入れてんじゃん(笑)

「葛の葉」と「嫗山姥」。
歌舞伎では何回も見たことがあるけれど、文楽では、初めてか2回目かな?
いずれも、歌舞伎でおもしろさが加わった作品で、
歌舞伎だからこそ楽しく見られる作品なような。
葛の葉の子別れのせつなさと、障子に口にくわえた筆で書く鏡文字のすごさ。
あれは、歌舞伎だからこそで、文楽では、そういう部分はないのね。

文楽と歌舞伎の違い。
そこがおもしろかった。

帰りぎわ、国立劇場の前のお庭に梅とロウバイが咲いてました。



ロウバイ。
いい香り。
おうちにあるといいのになぁ。

わが町@新国立劇場中劇場

2011年01月17日 22時53分23秒 | 芝居
寒いです。
とてつもなく寒い。
東京は雪が降らないけれど・・・
耐えられない感じの寒さが続いています。
寒がりには厳しい。

さて、そんななか。
そして、案外忙しい日々の中、お芝居を見に行ってきました。
現代劇です。「わが町」というお芝居。

http://www.atre.jp/wagamachi/index.html

ワイルダーという人のアメリカのお芝居です。
名作と言われるものらしい芝居なので、勉強のために。

20世紀初めのアメリカのある町のお話。
劇的なお話は何もなくて、平凡な生活を送る、平凡な人たちの一生を断片的に描いたものです。
人間は、毎日を何の気なしに生きているけれど、その毎日、人生っていうのは、すべてが輝けるすばらしいものなんだ、っていうことを言おうとしているお芝居かな。

なかなかおもしろいとは思ったけれども・・・
1,2幕2時間、3幕1時間のお芝居で、この平凡さでちょっと退屈しました。
出演者は、どの人もうまくてうまくて。
そこがすばらしかったように思いました。

普段なら、つまんないで終わったお芝居だとは思うんだけれど。
今の私は、今までの自分を振り返る時期になっていて、
あぁ、今まで幸せだったなぁって思うことが多いんです。
そんな中で、こういうお芝居を見ると、考えるところはあるなぁ。
幸せに生きてきても、そのときどきで、それに感謝することや、本当に幸せだって感じることはできなかった自分に、反省したり、ちょっと悲しくなったり。
なんでかな?って思ったり。
でも、人間ってそういうものなんだなって実感したり。

そうだ、日々に感謝しよう!!
って思っても、忘れちゃうもんね。
で、それでいいんだよね。
毎日に感謝してたら、生きていけないもの。
でも、大切に生きるべきってことだろうね。

*************

近ごろの我が家の癒やしちゃんたち。



おもちゃを買ったら、喜んでくれました。


国立劇場「忠臣蔵」

2010年12月27日 23時05分19秒 | 芝居
ご心配をいただいております。
冬なので、体はいまいちに決まってるんですが、いやいや、結構元気に日々を過ごしています。
しっかりせにゃあかん!!
という気が、元気にさせるんでしょうか。
家族も、自分の体の悪いところはすっかり消えたと言ってます。
反動がなければいいんですが。
年末と年始は、静かに過ごせそうです。
ありがとうございます。

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さてさて、日曜日は、今年最後の歌舞伎を見に、国立劇場に行ってきました。
忠臣蔵。
季節的にも、今年最後の芝居としても、いい感じ。
だ、と思ったんですけどね~。

刃傷から切腹。
そして、落人。
五、六段目はカットで、七段目、討ち入りという半通し。

カットした部分やら、筋をわかりやすく見せるために、演出を一部変えてます。
・・・あれほど完成された舞台芸術であり「仮名手本忠臣蔵」を!!
・・・演出変更!!
・・・。

刃傷。
幕開きに、茶坊主に、大序の筋を説明させるあたりは、まだ我慢できます。
でも、内心「こんなうわさ話、しちゃっていいのかな?」とも思ったり。
師直は、大序で着る黒の長袴。
ここから違うわけですけれども。
おそらく・・・
普段どおりの服装だと、饗応の当日に砕けすぎと考えたのか?と解釈しました。
そして、松の廊下で、師直は座り込みのうえ、やってくる大名方のあいさつを受ける設定。
大名たちは、「昨日の献上の品はいかがでしょうか?」とか聞いて、観客に師直が賄賂を受け取っていることを知らせるわけですね。
これもカットされた場面の説明です。
ふむふむ。

そして、花道から塩冶判官登場。
判官の服装は、普段どおり。
ほかの大名と、師直との服装の違いに違和感があるなぁ。
師直ほど意地悪だったら、そこに触れないはずないと思うんだけど。

それ以降の流れは、ほぼ普段どおり。
ただ、演出でわからせることにこだわりすぎて、師直のにくにくしさがいまいち。
そして、判官のくやしさもいまいち。
師直は仁木ではないのに、仁木みたいな感じになってる。
セリフのリズムも変で、何を言っているのかわからないところがあるのも難。

切腹場は、普段通り。
美しい。
ただ、石堂とかのひっこみがちょっと違ったかな?ん~。
七段目。
講談師を出し、五六段目の内容を語らせるのはおもしろい演出だと思うけれど、そのせいで、力弥が持ってきた密書やら、九太夫に生ものを食べさせられるくだり、三人侍、平右衛門の存在説明やらはカットされたのは、どうなのかな?
そのくだりがないせいで、七段目の内容も中途半端にしかわからなくなったように思うのだけど。

演出にこったせいで、全体に説明的でさらさらしており、味わいがない。
そして、随所に近代的な解釈がされており、うるさい感じが否めない。
やはり、古典は伝統的なままに見せるべき。
とくに、これほどの名作については、こういう新演出には賛成できない。

**************

ってなわけで。
感想でした。



お昼のクリスマスイルミネーション。
なんかマヌケね。

夏のお芝居

2010年09月18日 22時14分23秒 | 芝居
8月、9月とブログをなまけている間に見た、お芝居のお話なんぞを。
歌舞伎は、さよなら歌舞伎座興行で「燃え尽き症候群」におそわれてしまった私。
いまいち見たい歌舞伎もなくってね。
今月の新橋演舞場で久しぶりに楽しみました。
いやぁぁ、これぞ歌舞伎!!という舞台をじっくりと。

吉右衛門の俊。
この人の俊幕切れは、ほかの人にはない感じがあって、納得ができるんだなぁ。
女々しくなりがちな、船のおっかけも、しつこくないし。
それに、変に年取ってない感じも、物語のつながりから納得できる。

浮かれ坊主、鐘の岬。
地味な踊りではあるけれど、富十郎と芝翫の芸格に驚かされました。

それから、文楽も見ました。
三島由紀夫の歌舞伎「鰯売」の文楽版。
あのお話は、全体がおとぎ話で楽しくて好き。
文楽でも、そういうおおらかな感じがすごくあっているような気がしました。

歌舞伎以外では・・・
ブロードウェーミュージカルの「イン ザ ハイツ」。
マンハッタンのヒスパニック系住民が住む場所が舞台で、曲はヒップホップ系で、ちょっと異色なミュージカルでした。
歌、ダンスとどれもこれもすばらしい。
物語は、アメリカで生まれながら、故郷が故郷でない移民の悲しさで、悲惨になりがちなテーマを明るく、楽しくまとめてる。
問題はどれもこれも解決していないけど、でも、みんなで生きていこうっていう終わり方なのよね。
これ、つめが甘いようだけれど、移民の問題の根深さをよくあらわしていると思うんだなぁ。

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秋以降、お芝居を見る予定がいっぱい。
ライブもいろいろ。
楽しみだなぁ。



あ、新しくなった銀座三越に行きました。
まだまだ慣れなくて、軽く迷いましたけどね。
なんとなく・・・見にくいと感じたんですが。
私は、今風の店展開、だめなのかなぁ。

ザ・キャラクター(野田秀樹新作)

2010年07月04日 22時44分08秒 | 芝居
大風邪をひいたままです。
咳だけが残っている状態で、少々苦しい。
そして、今日は・・・家で熱中症になったった。
あぁぁ、毎年、この時期になると、やっちゃうんだなぁ。
水分をとることに気をつけてないと、ホントに飲まずで長時間過ごしちゃうから、いけないなぁ。

**************

さて、ちょっと前のお話。
大好きな劇作家「野田秀樹」新作「ザ・キャラクター」を見てきました。
野田秀樹の作品は、難しいんです。
ぼ~~んやりな私には、ときに意味さえわかんないことも。
けれど、全体を見たあとの感覚がなんともいえず好きで、必ず見に行くようにしています。

今回はオウム事件を題材にした、重い作品でした。
おそらく・・・テーマは「転生」。

日本のある書道教室で、字を教えるだけの幼稚でばかな男の小さな嘘がいつしか、人を殺し、日本全体を動かすような大きな嘘に「転生」していく。
そこを軸に、ギリシャ神話での神の転生の話を織り交ぜて。
セリフも、日本語の同音異義語を結びつけてどんどん転生させて。
登場人物も、殺された人が殺される人に転生し、殺されたはずの人が今度は殺す人に転生していく。

いやぁ、こう書いていくと非常に複雑ですが・・・
「変化」ということばでは小さすぎる、まさに「転生」を繰り返して物語があちらこちらで進行していくっていう感じのお話でした。

現代の日本の幼稚な部分
集団ヒステリー的な部分

そういう部分をあぶりだしたかったんだろうなぁと思ったり。
いや~おもしろかったです。

***********

今回の主役は私の大好きな「宮沢りえ」だったんですが。
その人のセリフになんだかすてきなことばがありまして。

「あなたのいるところはどんな空?
空にもいろいろあるでしょ?
うわのそら?それとも雲居の空?」

ここに「うわのそら」をもってくるあたり・・・
ク~~~~~!!!たまりませんよ!!!

セリフの中の同音異義語でどんどん世界を広げていくのが特徴で、野田秀樹のすてきさは、日本語の楽しさを存分に教えてくれるところでもあると思うのです。

スカーレットピンパーネル@宝塚月組

2010年06月08日 23時49分08秒 | 芝居
梅雨なのかなぁ。
ムシムシといやな感じの空気です。
そして、私は、ホルモンバランスちゃんが崩れまして、いろいろと闘っております。
もともと細くはない足は・・・象さんの足状態
もともとへっこんでいるわけではないおなかは・・・妊娠6か月ぐらい?
もともと小さくはない体・・・むくみで一回り大きくなった
ええ、まだ成長してます!!
そう思うことにしましょう。

そういえば、昨日、会った新米ママのお友達。
4日前に出産したばかりで、赤ちゃんとママの様子を見にいきましたが、今、悩んでいることは、今の私の悩みと同じ。
えっと~~~、妊娠も出産もしていない私。とほほ。

**********

この世に生まれて4日目の赤ちゃんは、とっても小さくて、かあいかった。
幸せの塊だなぁ。
そんな幸せの塊を抱っこする友達は、これまた幸せいっぱい。
正直、うらやましいなぁって思いました。



お話変わって・・・
今日は、宝塚を見てきました。
最近、また復活で見始めている宝塚。
今は、5組全部を一応見てみようと思っているところです。
今回は月組さん。
霧矢大夢がトップです。
「スカーレットピンパーネル」は、「紅はこべ」という小説でも知られています。
宝塚では、松あきらが昔やっているはず?確かやってるはず。
今は、ブロードウェイ版として「スカーレットピンパーネル」として上演されるようになっています。

宝塚は、難しいことなしに、ポワンとお目目ハートマークで見るようにしているので。
楽しかったぁ。かっこよかったぁ。きれいだったぁ。

霧矢大夢は、明るい感じの、いいトップさんだなぁ
2番手の龍真咲はきれいだなぁ。
明日海りおも、きれいでした。

前のときも思ったけど、残念なのは、下級生の発声。
セリフを飲み込む感じの人が多くて、セリフが届かないんだなぁ。
そして、今回は、オーケストラの音が大きすぎるのかな?
そんな感じがしました。

ともかく・・・
宝塚、やっぱりしばらく、見続けようっと。

Dream Girls

2010年05月29日 22時25分35秒 | 芝居
金曜日
ちょっと忙しかったけれども、どうにか残業せずに、お芝居に行けました。
ブロードウェイミュージカル「Dream Girls」を見てきました。
ずいぶん前にチケットを買って、ず~~~っと楽しみにしていた作品です。

ビヨンセの映画も見たけど、もともとは80年代にブロードウェイで上演されていたミュージカル。
音楽もいいし、見た目にも楽しい。
それまで、白人に受け入れられなかった黒人の音楽を、白人社会にも根付かせたパイオニアたちのお話なのよね。
そこに、男女の愛情や女性の友情や、ファミリーのつながりみたいなものもちりばめて。
思いのほか、感動しました。

特に、エフィーとディーナの和解の場面は、涙が出るほどの感動でした。

英語訳が両脇に出るんだけれど、はしょってる部分が多そうで、不親切な感じがしたけど、それ以外はすべて満足。
去年の「コーラスライン」に続いて、いいもん見た。

***********

で、土曜日
朝早めに出かけて、友達へのプレゼントを買ってきました。
もう数日で、予定日を迎える妊婦の友人に、子供用の「肌着」とかをね。
ぶらぶらしていたら、たまたま並んでいなかったので。
買いました!!



堂島ロール。
初です。
ローソンの「プレミアム・ロール」に似てるのね。
クリームがおいしいんだなぁ。
また、並んでないときに、買いたいなぁ。

文楽&新橋演舞場夜の部

2010年05月26日 22時22分58秒 | 芝居
月曜日、ムシムシとした
この日は文楽に行ってきました。
大変ご無沙汰してしまった、会社の先輩の方とご一緒しました。

雨がね~。
せっかく久しぶりのデートなのに~。
しかも、文楽後は会社に出勤。とほほ。
ゆっくりお話できなくて、残念でした。
お元気そうだったので、また、近いうちにお食事に行きたいなぁ。
「結婚は~?」
と聞かれまして。
「え~~~っとまだかと思います」
と。でへへ。

************

さて、文楽。
金閣寺、白石噺、連獅子でした。
歌舞伎で見慣れている金閣寺と、印象がかなり違って、それはそれでおもしろい。
そして、文楽でも雪姫って難しそう。
腕を使えないで、顔の向きとか体だけで、気持ちを表すのってホントに大変そう。
歌舞伎でも「三姫」の一つといわれていて、難役なんだけど、その理由が文楽を見て再確認できたような気がしました。

白石噺。
宮城野の姿を写したチラシが絶品で、楽しみにしてました。
歌舞伎では宗十郎が宮城野をやったのを見たのが最後かなぁ。
歌舞伎では、ほとんどやらないから。
これは、最初の幕の千歳太夫が、うるさくて参った。
義太夫は、悪声もいい味になるもんだから、それはいい。
でも、「うるさい」のはどうなのかなぁ?とにかく、うるさいんだもん。
うまい太夫は、いくら力演しても「うるさく」は感じさせないもんなんだけど。

連獅子。
歌舞伎では、父と子の踊りだけど、文楽では、父と母と子の踊り。
文楽での景事のよさが私には理解できないのですが。
どうなんでしょうか。

************

そして、火曜日、晴れました。



ぽてちゃん、日向ぼっこ。
あ、わかりにくい?



うれしそうですね~。
この日は、夜から、新橋演舞場の歌舞伎を見に行きました。

熊谷陣屋、うかれ坊主、助六
「熊谷陣屋」は染五郎と七之助。
正直、薄い!!
熊谷が弱くて、相模がひかないからか、ファミリードラマのようになってしまったなぁ。
寺子屋と決定的に違うのは、夫婦で子供の死を純粋に悲しむだけでないってこと。
熊谷という男性を通して、世のはかなさを表現しているのが熊谷陣屋だと思うのよね。
それが、普通に夫婦2人で子供の死をなげく感じになってしまっているのが残念。
これからなんだと思います。
ただ、感心しないのは、幕あき、桜の説明をする近所の百姓に、藤の方がきたということを言わせていること。
藤の方は平家方の人で、源側の陣屋にいることがわかったらやばいはずなのに。
芝居の中では藤の方がいることを隠してるのに。
近所の人が知ってたら、マズイでしょうに!!
芝居をわかりやすくするために考えたんだろうけど、もっとわけわかんなくさせちゃった。
そんな入れごとはいらないように思うんだけど。

うかれ坊主。
こういうしゃれた踊りをできる人が少なくて、なかなかかからなくなってるのね。
松禄、客席に笑いがでる分いいのかも。

助六。
華ってすごいね。
これだけにしときます。
ええ!!華ってすごい。