2008年9月25日（木）

良いイメージを持って、ことにあたる、ということが良いのは良いだろうけれど、バッタの素晴らしいジャンプは、イメージの末のものでもなかろう。その素晴らしさを、バッタはどう思っているのか、わからないけれど、たとえば、42歳の男が、それ以外の何者でもないように立ち居振る舞う。本人にしかできない歩き方や止まり方がある。これもイメージしてのことではないのかもしれないが、それを本人は、素晴らしいと思えずにいる場合もあるのであろう。時に、恥ずかしいことなど思い出して、わっとなることがあるけれど、それも含めて、自分というものを、楽しんでみようかと思う秋なのであった。

洋司

2008年9月24日（水）

ピアノの練習をしている音が聞こえた。バロック調の曲で、上手に弾いているから、ＣＤをかけているのかと思ったら、時々、弾き直したり、止まったりしているから、練習だとわかったのである。僕も弾きたくなったが、自分では、ほとんど弾けないので、グールドをかける。ゴールドベルク変奏曲、５５年のバージョンと８１年のと、両方、聞きながら、習字をすると、丁度いい。書き終えて、硯を洗う頃に、最後のアリアが流れて、それだけで嬉しいのである。もし、硯を洗い終えても、第２０変奏あたりだと、ちょっと持て余すところであるが。

洋司

2008年9月23日（火）

１０月になったら発表できるのであるが、去年の初めぐらいから、あるサイトの立ち上げに、少しだけ参加していて、それがいよいよオープンする。僕の担当はナレーションである。思えば、なんとなく、ここにもほのめかしのようなことを書いてきた気がするが、僕としては、趣味が生かせ、楽しみながら勉強できる、これはもう、僕のための、のようなつもりでいるのである。発表の時には、是非、皆さんにご覧いただきたい。

洋司

2008年9月22日（月）

フェビアン・古賀森男さんのブログを拝見すれば、いつも誠実で、真っ直ぐで、僕のほうの、不真面目なところが、非常に反省されるのである。
このたび、フェビアンと久保田洋司の新譜はMMRecordsから同日発売であるから、現在のこの二組の作業状況も、ほぼ同じような状態である。つまり、ミックスからマスタリングの作業。僕のほうは、ミックスを終え、音はすべてマスタリングエンジニアのＩさんの元にある。もう、手を離れたという気持ちである。ミックス後半では、少々迷路にはまりそうになり、何度か古賀さんに話を聞いていただき、ずいぶん助かったのである。秋分の日前、今日であるが、完成を見そうである。前作の制作が短時間であったせいもあるが、今回は、長かった。

洋司

2008年9月21日（日）

習字は、書いているときは、下手だなぁ、と思うのであるが、後で見てみると、意外といいじゃないか、などと思うのである。時間が、手を入れたか。

洋司