天声人語、いつも読んでいる。今日もとてもよかった。感想を書こうとすれば、全部書き写したくなる。永井荷風の「断腸亭日記」のことが書いてある。
「時勢に背を向け、それでいて確かな時代への目」、学びたい。今のブログでの、言葉の暴力にも触れたところで、荷風の42年にわたる「日記」には、登場する人物へのあけすけな批評はほとんどないと。
「言葉の達人は、言葉の切っ先がいかに鋭く人を突くかを、よく知っていたのだろう」と。最近僕が、ここに書いた兼好のことや地下鉄のことやなんかと、ちょっと似ている内容だったので、また、こっちが先をいったか、などとフワフワ思っていても、文章は雲と泥、月とすっぽん、太宰に言わせれば、龍とぼうふら。力強く書きたい。学びたい。
洋司
「時勢に背を向け、それでいて確かな時代への目」、学びたい。今のブログでの、言葉の暴力にも触れたところで、荷風の42年にわたる「日記」には、登場する人物へのあけすけな批評はほとんどないと。
「言葉の達人は、言葉の切っ先がいかに鋭く人を突くかを、よく知っていたのだろう」と。最近僕が、ここに書いた兼好のことや地下鉄のことやなんかと、ちょっと似ている内容だったので、また、こっちが先をいったか、などとフワフワ思っていても、文章は雲と泥、月とすっぽん、太宰に言わせれば、龍とぼうふら。力強く書きたい。学びたい。
洋司