2011年4月11日（月）

どなたから、声をかけられるなど、
思いもせずに、いつもの調子で、
つまり、だいぶ、内面を向いた形で、
外のことは、ほぼ、無視して、
歩いていましたところ、
ふいに、
「やぁ、久保田さん」と、
声がしたようなしないような、
ま、気のせいだろうと、
しばらくそのまま歩いていますと、
さらに、
「久保田さん、こんにちは」と、
これは、どうしても、
話しかけられているようでしたので、
そちらを、見てみますと、
桜の花が。


いや、その桜の花のまえに、
ご近所の知り合いの方が。

会合などで時々お会いする、
僕よりは、２０歳以上は年上と思われる、
いつも優しく微笑まれて、
穏やかな、感じの男の方。

これは、大変失礼しました、の形で、
桜の前で、ほんの少し。

ちょっと夕暮れ時の、満開の桜の前で、
年長の方と、ふと立ち話、なんて、
いいなぁ、と、今朝になって、
じーんとしたりしてます。

本日も素敵な一日でありますように。
美しい明日へ心をこめて歌っております。

洋司