『今日の出来心』

シンガーソングライター&作詞家“久保田洋司”の365日書き下ろし公開日記です
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2010年5月17日(月)

2010年05月17日 00時00分01秒 | Weblog
昨晩7時ごろか、用があり、ちらと外に出てみたところ、
細い月のすぐ上に、キラキラ光る金星が見えて、
とってもきれいであった。

細い月も、アース・シャインいわゆる地球照で、
全体が、丸く、うっすら見えた。
太陽に照らされた地球の光が月に届いて、
それがまた、地球にもどってきたところである。

その時、その場に、僕一人だったのであるから、
僕だけが、その月やら星やらを、
見たような気持ちになっていたのであるが、
今、あらためて思えば、そんなはずもないのである。
それが、不思議なような気がする。

若い頃などは、月やら星やらを見るのさえ、
恥ずかしい気がしたものであるが、
今は、振り返ってでも、それらを、見ている時がある。

もう少しすると、今度は、火星が月の近くに見えるらしい。

火星から見た、地球と月の画像を見たことがあるが、
ちょっと、望遠が入っているのか、地球らしいものが、
ぼやけて写っている感じ。

金星みたいな感じで、キラっていう地球を、
見てみたいような気がする。

火星の衛星、フォボスとダイモスは、
だいぶ小さいみたいであるが、
それらと並んで、キラっていう地球を、見てみたいような、
気がする。

人が、地球から、別の星に移っていこうとする時、
やがて空に、この星をもう、見つけることができなくなる、と。

アース・シャインは、The東南西北の「バイバイ葛藤のアンビバレンス」に。
いつか人は夜空にこの星をもう、見つけることもできなくなる、は、
久保田洋司の「ゆめゆめ」に。
太陽、月、星は、「フレアが揺れている」。
火星は、「火星探査とオレンジゼリー」。

恥ずかしいどころか、だいぶ、使わせていただいているのであった。

洋司