2010年5月1日（土）

たまごの形のシェイカーがあって、
これを、ちょっと振ってみたところであった。

１９９９年に、ザ・ブームのツアーに、
参加させていただいた。
コーラスやギターや、三線やティンパレスや、
いろいろで、いつも緊張したものであった。

その時に、シェイカーも教わって、
振ったのであった。

僕が振ったのは、プラスチックの、
いちごの形をしたシェイカーで、
それでも、サクサクといい音がしたものであった。

リハーサルで、宮沢さんから渡されて、
ただ、でたらめにシャカシャカ振っていたところ、
そこは、久保田くん、砂になった気持ちで、振るといいよ、と、
宮沢さんや、パーカッションの伊藤直樹さんたちから、
教えていただいた。

風に、じゃなくて、砂になりたい、であった。

それで、シェイカーを楽しく振れるようになったので、
いちごみたいなのを自分でも入手しようと、楽器店に行き、
そこにあったのが、たまごの形のものであった。

レコーディングでも、よく、振ったものである。

ギターだけ弾いてるところに、ちょっとシェイカーが加わるだけで、
すごく嬉しくなることがあるのである。

日常的に、すぐ届くところに、このたまご置いてあるので、
たまに、ふっと手に取って振るのであった。

洋司