昨日は、朝から、
万葉集の講座。
巻八の、冬の雑歌に入った。
漢詩の影響で、
梅と雪を詠んだ歌が多くある。
万葉の時代は、歌人たちが、その扱いに、
まだ、こなれていないのか、
どういうことを詠おうとしているのか、
いまひとつ、わからない、という歌も、あるようである。
それでも、梅と雪を、なんとかうまく歌にしようと、
あれこれ、やっている感じが、面白い。
あるいは、当時の人たちの共通の了解があったところを、
現代の僕らは、それをわからない、ということもあるのかも、
しれない。
なにしろ、講座では、毎回、めくるめくお話をお聞きできて、
とても楽しいのであった。
夕方、お借りしていた本を読み終えたので、
お返しするために、レコーディングエンジニアのAさんのスタジオへ。
Aさんは、僕などより、一回り以上年上の、人生においても、大先輩で、
昨日も、いろいろとお話をうかがう。
こちらも、目きらきら、である。
夜は、「万葉集~ココロ・ニ・マド・ヲ~」の収録。
またまた、美しい映像に息をのむ。
映像に合わせて、原稿を読ませていただきながら、
息止まる思いであった。
たまきはる 宇智の大野に馬並(な)めて
朝踏ますらむ その草深野
歌も好きであるが、あの映像を見て、
もっと好きになった。
スタッフの方々が、あの時は、寒かったよなぁ、
などと、横で話しておられる。
神秘的な、神々しいほどの、映像を、
あぁ、この人たちが、行って、撮影してきたんだなぁ、
と思うと、もう、手を合わせたくなるようである。
洋司
万葉集の講座。
巻八の、冬の雑歌に入った。
漢詩の影響で、
梅と雪を詠んだ歌が多くある。
万葉の時代は、歌人たちが、その扱いに、
まだ、こなれていないのか、
どういうことを詠おうとしているのか、
いまひとつ、わからない、という歌も、あるようである。
それでも、梅と雪を、なんとかうまく歌にしようと、
あれこれ、やっている感じが、面白い。
あるいは、当時の人たちの共通の了解があったところを、
現代の僕らは、それをわからない、ということもあるのかも、
しれない。
なにしろ、講座では、毎回、めくるめくお話をお聞きできて、
とても楽しいのであった。
夕方、お借りしていた本を読み終えたので、
お返しするために、レコーディングエンジニアのAさんのスタジオへ。
Aさんは、僕などより、一回り以上年上の、人生においても、大先輩で、
昨日も、いろいろとお話をうかがう。
こちらも、目きらきら、である。
夜は、「万葉集~ココロ・ニ・マド・ヲ~」の収録。
またまた、美しい映像に息をのむ。
映像に合わせて、原稿を読ませていただきながら、
息止まる思いであった。
たまきはる 宇智の大野に馬並(な)めて
朝踏ますらむ その草深野
歌も好きであるが、あの映像を見て、
もっと好きになった。
スタッフの方々が、あの時は、寒かったよなぁ、
などと、横で話しておられる。
神秘的な、神々しいほどの、映像を、
あぁ、この人たちが、行って、撮影してきたんだなぁ、
と思うと、もう、手を合わせたくなるようである。
洋司