『今日の出来心』

シンガーソングライター&作詞家“久保田洋司”の365日書き下ろし公開日記です
since 2000.3.7

2009年1月13日(火)

2009年01月13日 00時00分01秒 | Weblog
男らしさというと、
ま、いろんな意味があるとして、
ここでは、まず外見で、
髭が濃いとか、眉が太いとか、
骨格がしっかりしているとか、

そういう人を見ると、
僕などには、
子孫繁栄の面でも、
人類に大きく貢献しているように、
感じられるのである。

y染色体というのは、
どんどん小さくなっているそうで、
500万年もすると、
男は、いなくなるかもしれない、とか。

この「今日の出来心」にも、
一時期、男っぽい男の人が、
数十年前と比べても、少ないような気がする、
みたいなことを、時々、書いていた覚えがある。

僕らの、ちょっと上の世代の男性と比べると、
僕らは、男臭くない気がする、というような、
そんな話は、今も時々、友達のあいだで、出る。
友達というと、僕より、10歳前後年上の方々である。
もう、一世代上のような気もするが。

若者を見てみても、男臭そうな人が少ない気がする。

平安時代の男は、なよっとしていた、ということを
時々読むけれど、
あれも、その前の世代の人から比べると、
だいぶ、男臭さが薄れたと感じた、ということかもしれない。
そこに、文学の発展もあり、
そのような表現が、頻繁に現れてきたのではなかろうか。

江戸時代のお侍も、うっすら化粧をしていた、
などというのも、「葉隠」などに、あるのであるが、
話は、長くなるばかりである。

で、女性であるが、
これは、y染色体は、関係ないんで、
時と共に、女性の女っぽさが、薄れているというような感じは、
ない気がする。

額田王も、めざましテレビで見る街の女子高生も、
あまり変わらずに、
どこか、僕ら男には、
敵わないのものような、気が、してしまうのである。

洋司