『今日の出来心』

シンガーソングライター&作詞家“久保田洋司”の365日書き下ろし公開日記です
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2009年1月5日(月)

2009年01月05日 00時00分01秒 | Weblog
ずうとるびの、歌が、
頭の中で、よく流れるのである。

僕らが子供の頃に、すごい人気であったから、
いつの間にか、覚えたのである。

思い出す歌詞を少し、抜粋させていただくと、

「僕たちは流れ星、どこでも行ける~」

「この頃とっても君は大人っぽくて
ケンカさへ僕は君に仕掛けなくなった~」

「僕のことを、子ども扱い、
笑って笑って、同い年、
だんだん、大人になってゆく、
君のこと好きだから~」

好きだから、のあと、なんと言っていたのか、
よく聞き取れなくて、いまだに、わからない。

小学生だった僕などは、
いつか、同級生の女子たちが、
大人っぽくなって、
あれれ、などということも
あるのではなかろうか、
と、神妙に、また妙な想像と共に、
これらの歌を、聞いていたような気がするのである。

ほぼ、同世代の、フィンガー5が歌っていた歌は、
妄想に入るには、僕などには、少々、高等であった。

「いけないひとね」
などと言う先生はいないのであった。

「指のふるえをおさえつつ」
つつなどという接続助詞。

「手ごわい相手だ ぬかるな」
時代劇である。

しかし、こういう歌の流れる中、
育った子供時代を、
ありがたく、思うのである。

洋司