2007年6月17日（日）

まばたきをする。このまぶたは、開いてる状態より、閉じている状態のほうが、自然なのだろうと思う。
魚などをみれば、もとはまぶたなどなく、光を見ようとする思いから、体の中に目ができ、やがてそれがだんだん表面にちかくなってき、ま、順番とか成り立ちは、いいんだけど、まぶたの形状からすると、やはり、それを最初に開いたご先祖がいらっしゃるのだろうという思いに取り付かれ、もう開いたときのことを聞いてみたいと思うことだ。
馬やうさぎなんかは、前を向いたまま後ろも見ているが、人などは、前向きだ。そろそろまた、後ろも見ていたいという思いが生じたとき、やがてまた体の中に目ができ、やがてそれがだんだん、ま、順番や成り立ちは、いいんだけど、ある日、ぱっと後ろの目のまぶたを開く、人の末裔がいるのかも。いや、いまい。

洋司