ブログ 〔情報リテラシー研究会〕

パソコン操作に関する記事

<115> パスワードの失念防止に「パスワードリセットディスク」を作成する

2007年09月14日 | ◆セキュリティ


家庭や仕事で1台のパソコンを複数人で使用する場合には、それぞれ利用者のパスワードを設定することで、お互いにプライバシーを守ることが出来ます。(先に各人のユーザーアカウントを作成しておきます。)

しかし、しばらくパソコンを使わないでいるとパスワードを忘れてしまうこともあるでしょう。そうなったら、その人はパソコンにログインすることが出来なくなってしまいます。さあ大変です。

Windows XPではパスワードを忘れてしまったときの予防に、事前に「パスワードリセットディスク」を作成しておく機能が備わっております。万一パスワードを忘れてしまった場合は、「パスワードリセットディスク」で古いパスワードをリセットし、新しいパスワードでログオンすることが出来るようになります。





● 「パスワードリセットディスク」を作成する

<フォーマット済みのフロッピーディスク> を1枚用意し、次の手順にしたがって操作をおこなす。

「コントロールパネル」 → 「ユーザーアカウント」 → 現在ログオン中の 「ユーザー」 を選択 → 左サイドの 「パスワードを忘れないようにする」 をクリック → 「パスワードディスクの作成ウィザード」 が起動するので 「次へ」 をクリックして <フォーマット済みのフロッピーディスク> をセットする。












後は画面の指示にしたがって進み、最後に 「完了」 ボタンを押せば 「パスワードリセットディスク」 が出来上がります。




● 「パスワードリセットディスク」を使用する

Windows XPのログオン時に間違ったパスワードを入力すると、「パスワードリセットディスク」を挿入を促す文言が表示されます。説明に沿って操作していくとウィザードが起動しますので、画面の指示に従って「パスワードリセットディスク」をドライブに挿入します。
古いパスワードがリセットされ新しいパスワードでログオンできるようになります。