ブログ 〔情報リテラシー研究会〕

パソコン操作に関する記事

<168> USBメモリのセキュリティ対策(1.SBメモリを使用不可にする)

2008年12月06日 | ◆セキュリティ
フェルメール:  オランダ「デルフトの町の眺望」


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オランダ(デルフトの町)


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最近、USBメモリなどを経由して感染を広げるウイルスの被害が急増しております。
「データの受け渡しの際、他人のUSBメモリをPCに接続したら感染した。」「パソコン講習会上でデータをコピーしたUSBメモリを、職場で使おうとしたらウイルスを検知した。」等など、USBメモリを経由したウイルス感染が最近急激に増え続けております。



この種のウイルスのほとんどは、OSの自動再生機能を悪用して感染するもので、USBメモリからPCへの感染だけでなく、感染PCからUSBメモリへ感染するタイプも増加しているようです。



感染すると、システムファイルの破壊や情報漏洩、他のマルウェアをダウンロードさせられる、などの被害を受けたりします。



対策としては、「不特定多数が利用するパソコンに自分のUSBメモリを繋がない。」「会社のパソコンで個人のUSBメモリを使用させない。」「OSの設定を変更して外部記録メディアが自動再生しないようにする。」などと言ったことが考えられます。



USBメモリを使用不可にする。



【注】レジストリの操作は危険を伴います。操作を間違うと最悪Windowsを起動できなることがあります。万一のときのために、事前にレジストリのバックアップデータを作っておくなどの対処をしておきます。
自己責任で対処してください。



管理権限のあるユーザーでログオンし、「スタート」メニュー→「ファイル名を指定して実行」→「regedit」と入力→「レジストリエディタ」を起動する。








(1)「HKEY_LOCAL_MACHINE」 → 「SYSTEM」 → 「CurrentControlSet 」→ 「Services」 →「 USBSTOR」 →「Start」









(2)右側のペインに表示される「Start」をダブルクリックする。



(3)「値のデータ」に半角数字で「4」を入力して「OK」→<再起動>







(4)レジストリエディタを終了した後、USBポートにUSBメモリを挿入しても認識しなくなる。